妄想を吐きだして小説を作る件について
「ライトノベル作りって、意外に簡単なもんだよ。君の妄想を、そのまま書けばいいんだから」
このような発言をしていた人がいた。
いざ実行してみれば、けっこう苦戦をさせられる。
物語の大まかな形や、登場人物はできている。しかし、それをどう表現するのかで迷ってしまう。
まずは、どのような書きだしをするか。どういったシーンから物語を始めているか。ストーリーの輪郭は形作ったつもりが、ここで考えこんでしまう。油断をしていると、それだけで時間を喰らってしまう。まさか、序盤中の序盤で苦戦をするとは。
上手く書きだせても、この表現で大丈夫だろうか、この会話の流れで問題無いかと考えこんでしまう。仕事で疲れている平日の夜ともなれば、筆も止まりやすい。
思い切って書きまくって、試行錯誤して慣れていくしかないだろう。
PCとにらめっこしても筆は進まず、シャットダウンしてから寝ようとすると、堰を切ったかのようにアイデアが湧いてくる。あまりにも、タイミングが悪すぎないかい?