第2章 チーム結成!? チームトライスターズ!! 1
私と雄一がチームを組むのはいいけど、3人一組じゃないと武闘祭はでれないためメンバーをもう一人見
つけてメンバーに加えないと武闘祭にはでられないのだ。
「ねえ、あと一人のメンバーはどうするの?」
私は聞く。
「大丈夫だって。残りのメンバーは遠距離系がいいんだ。だから、高山健か、木村翔を仲間に加えよう
と思ってる」
二人は聞いたことある名前だ。高山君は、私の次に成績が良かったらしい。架空武装はドラグーン。ド
ラグーンは脳内で操作している。そして、もう一人。
「木村君・・・・・・」
「ん?どうした?」
木村翔君の親を、昔の私は殺してしまったのだ。それはまだディーヴァが出来ていない時だったから、
この頃の私は犯罪者として指名手配され、異名としてデスサイズと呼ばれていた。
「何でも無い」
雄一にはそう言った、でも木村君は仲間にしたくない。ちなみに、木村君はクールスナイパーと呼ばれ
ている。架空武装はスナイパーライフルフルカスタムだ。
「私は高山君の方がいいと思うな。彼のドラグーンの操作はすごいと思うから」
「分かった。優花がそう言うんだったら俺も賛成だ」
雄一は気を遣ってそう言ったんだと私は思った。
学校について、私達は自分の教室に入ろうとする。
「おや、君たちは・・・・・」
後ろから話しかけられた。顔を見て分かった。
「高山!!」
「やぁ、雄一に・・・・・ミスデスサイズ」
雄一は普通の名前で呼ばれ、私はデスサイズと呼ばれた。まあ慣れているからいいけどね。
「デスサイズ。君は本当に美しいね。髪の毛は黒くサラサラ、そして、髪の留め方も美しい僕の好み
だ」
「ど、どうも・・・・・」
私は引いた。確かに髪は黒くてサラサラ。まあ彼のこのみらしいツインテールを高めに結んでいるが、
髪の毛を褒めるような男は初めてだ。
「まあ、僕は君たちと違って忙しいから職員室行ってるよ」
「高山待ってくれ!!」
職員室に行こうとしてた高山君を雄一が止める。
「俺達が組んでいるチームに入ってくれないか?」
雄一は高山君を誘ったが。
「う~ん。いいよ」
・・・・・・・・・いいのかよ!!!完全に断る雰囲気だっただろ!!
「でも、タダで入ろうとするのは嫌だな・・・・・・・そうだ。デスサイズ。君と戦うよ」
高山君は私に勝負を挑んだ。
「私?まあいいけど・・・・・・ルールは?」
「ルールは・・・・・・・・えーっと」
考えてなかったのかよ!!!考えておけよ!!
「ルールはデスマッチでいいんじゃないか?どうせ俺と優花は大会に出るんだし、いい練習になるだ
ろ?」
雄一がいい案を出した。もちろん私達は互いに異議がないので
『異議なし』
と答えた。
「じゃあ、放課後に昨日俺と優花が戦った場所でいいよな?」
「もちろん」
「問題は無い」
ということになった。高山君はドラグーンを使うから、全力で戦わないと勝てない。デスサイズとし
て、彼をたたきつぶすわ。