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架空武装のデスサイズ   作者: エースjco
第1章架空武装
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第1章架空武装 5

「これで終わりだ!デスサイズ!!」


 このままじゃやられる。そう思った・・・・・・・・


 <仕方ないな。君に案をあげるよ>


 デスサイズが知恵を貸してくれるらしい。珍しいと思った。


 <君の意思を僕に与えてくれ、そうすれば僕はメガランスを打ち返すほどの大きさになれる。まあ、必


殺技をつけるんだったら・・・・・・ビックバンデスサイズみたいな感じかな?>


 ビックバンデスサイズ・・・・・・爆発はしないと思うが・・・・・・いろいろ不安だ。でも、私の意


思をデスサイズにぶつければデスサイズが大きくなってメガランスをぶった切れるらしい


 「私の意思を・・・・・デスサイズに・・・・・」


 やるしかないと私は思った。意思をデスサイズに加える・・・・そうするとデスサイズは光り出した。


 <そんな者かい?優花、もっと本気を出さないとだめだよ?僕に力を加えないとビックバンデスサイズ


は完成しない。もっと大きくしてくれ、意思をもっともっとだ!!!>


 「はあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」


 「何かを考えてるな?だが、もう遅いぜデスサイズ!!いっけえええええええええええええ


え!!!!!!」


 メガランスを私にぶつけようとしてくる。


 「間に合えええええええええええ!!!!!!」


 ―――――――――――――ドン―――――――――――――――――


 「え?・・・・・・・」


 雄一君はびっくりした様子で、私を見てくる。それはそうだ・・・・・・ビックバンデスサイズが完成


したのだ。


 <ナイスだね・・・・・・さて、この意思供給の名前をなんて呼ぼうかな~・・・・・・・じゃあ、ボ


リューションバーストって呼ぼうかな>


 何でその名前にしたのかはよく分からないがデスサイズはうれしそうにそういった。


 「行くわよ!!」


 「ちっ!倍返ししてやる!!」


 メガランスと、ビックバンデスサイズが互いにぶつかろうとしている!!!


 「やああああああああああああああああああああああああああ!!!」


 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」


 ―――――――――――――――――ズバーン!!!―――――――――――――――――


 ついにデスサイズとシェバリエランスがぶつかった!!互いの架空武装はぶつかり、そのまま爆発もし


そうである。魂がぶつかり合い、火花まで散っている。


 「こ、このままじゃやばいんじゃないか!?」


 ギャラリーの人々は、このままだとやばいと思い、皆逃げる体制を取る中、二人だけそのまま釘付けに


なっていた。


 「あれが、デスサイズか・・・・・・・へぇ~。まあ、僕にはかなわないだろうけどね」


 「デスサイズ・・・・・・・あいつは・・・・・・僕がつぶす!」


 何を言っているかは、私には分からなかったが、全力でぶつかっているのでそっちに集中をしようとす


るが、ギャラリーの方も気になってしまいどうすればいいか分からなくなっていた。


 「デスサイズ!!このままつぶれろオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」 


 「負けたくない!!絶対に私は負けないんだああああああああああああああ!!」


 全力で私達はぶつかっている。もう誰にもとめられそうにない。このままだと学校の生徒全員が危な


い。私は力を弱めようとした、しかし


 <全力でぶつかってる人に途中で手を抜くのは失礼じゃないの?このまま負けても、雄一は喜ばないと


思うけどね。彼は、黒木流槍術に自信を持っているんだ。だから、手を抜いちゃだめだろ?>


 確かに、その通りだ。このまま手を抜いたら、雄一君に失礼だし、黒木流槍術を馬鹿にしていることに


なってしまう。デスサイズの誇りとして、皆に恥の無いように・・・・そして、私と戦ってくれる雄一君


のために全力で戦う!


 「でもどうすれば・・・・・・このままじゃ皆が危ない・・・・・」


 <僕に任せるんだ・・・・・僕がギャラリーの人達に当たらないように気をつける・・・・・だか


ら・・・・・全力でぶつかるんだ!!>


 「・・・・・・うん。ありがとう!デスサイズ!!」


 このまま全力でぶつかれば勝てる!!!そして、私の願いを叶えないとだめだ!!


 「私の願い!それは!!―――――――――――」


 「俺の願い!それは!!―――――――――――」


 互いの願いを叶えようとする意思が架空武装をもっと大きくしている。このままぶつかると、本当に学


校が危ないと思っているがデスサイズを信じるしかない!そう思った・・・・・・・


 「やああああああああああああああああああああああ!!!!」


 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


 互いの意思がどんどん大きくなっていく、意志の強さが、武器を強くする。それが架空武装のシステム


だ。このまま意思が高くなり限界値を超えるとどうなるか分からない。でも・・・・全力でぶつかるって


決めた!だから・・・・・


 「どうなってもいい!私は、このまま・・・・・・全力で倒すんだあああああああああああああ


あ!!!」


 意思・・・・・・勝ちたいという欲と願いを叶えたいという欲が共に高鳴っていって限界値を超えそう


になった。その瞬間。


 ――――――――――――――――ドーン!!――――――――――――――――――――――――


 私達の必殺技は爆発した・・・・・。私達はボロボロの状態だった・・・・・・


 「・・・・・・・ちっ・・・・・・デスサイズ・・・・・・お前・・・・・やっぱすごい


な・・・・・・・・」


 雄一君は意識を失った。そして、私は彼の体に2本の傷を入れた。その瞬間私の勝ちが決まり私の願い


を叶えることが出来た。


 「や・・・・・った・・・・・・・」


 そう言ったあと、意識を失った。

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