プロローグ 1
初めて投稿させていただく作品だし、まだまだ経験が浅いので文章がすごい下手です。それに勢いで投稿してしまった感もあります。アーダメなことばっかり。
でも・・・えっと・・・がんばります!感想とアドバイスよろしくお願いします。
目が覚めた。
ゆっくりと周りを見渡す。
暗い。真っ暗で何も見えない。
どこだここは。
わからない。
どこでもないかもしれない。
記憶はある?
うっすらと何か思い出す。
赤い、赤い、真っ赤な瞳。
青い、青い、真っ青な瞳。
始めてみた時はあまりの美しさに目を奪われた。
人間というものはここまで美しく、穢れのない存在になれるのか。
彼らを取り巻く人も同様に美しかったが、彼らにはかなわない。
あるはずのない光が見えたほんの一瞬。
だが、最後には。
取り巻く人の瞳は光を失い。赤い瞳も閉じられた。
我の手によって。
青い瞳だけが輝き続けやがて我とともに闇に沈ずむ。
それだけが記憶に残っている。
我はなんだ?
我はなぜ眠っていた?
我はどれくらい眠っていた?
我はなぜ目が覚めた?
我は・・・なぜ漆黒の闇の中にいる?
闇の中でなにかがゆらりと揺れた気がした。
憎悪、怒り、恨み、殺意、嫉妬・・・
我の心が染まっていく。
この世のすべての負の感情。
人間が作り出した悲劇。
ゆらゆらと闇が揺れ、形をとる。
はっきりと思い出す。
我は・・・
我は・・・
人間だ。
次もプロローグです。