表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/20

4:打ち合わせ

 案内された部屋の前で軽く呼吸を整えたのですが、それだけで居並ぶアインザルフの騎士達からビシバシと視線が飛んで来て……そういうピリピリとした空気が漂っているのは王宮の外れで、より正確に言うとアインザルフ帝国に貸し出されている一画でした。


(緊張…しますね)

 私まで難しい顔をしていても仕方がないのでヘニャリと笑っておいたのですが、可笑しな行動をとれば即座に斬りつけてきそうな緊張感が張りつめていて……そんな場所に私が居る理由は今後の打ち合わせやら色々な確認をしたいという申し出があったからですし、放置されていたヴォルフスタン皇帝が「このままでは埒が明かない」と騎士達が駐留している別棟に下がって来たのが理由なのだそうです。


(大丈夫…なのでしょうか?)

 終戦した後まで意地悪をするのはどうかと思いますし、外交上の問題(非礼)しかないような気がするのですが……王子達からすれば意地悪をしているという感覚すらなさそうというのがより深刻な問題なのかもしれません。


 せめて周囲に居る人達がフォローをしてくれていれば取り繕う事が出来たのかもしれませんが、アインザルフの人達が発散している剣呑な空気を嫌っているのか王宮の人達はこの一角を避けているようで……。


「レティシア様をお連れ致しました」

 とにかくそうした奇妙な空気とアインザルフの騎士達の視線に晒されながら、会談の時にも同席していた目を閉じたままの侍女っぽい聖女の方に案内される形で部屋の中に入りました。


「お待たせしました…打ち合わせがあるとの事ですが?」

 そうして話しの前フリとして用件を切り出しながら部屋の中を確認してみると、机の上には見た事のある金属製の箱が乗っていたのですが……それは一旦無視する事にして、机の前で腕組をしていたヴィクトル・フォン・パージファル様に一礼をしてから視線を向け直しておきます。


「わざわざすまない、色々と確認したい事があってな…そうだな、まずはどれからいくか」

 ヴィクトル様は私の右側(結晶化側)をチラリと確認してから気軽な様子で話しかけてきたのですが、公的な場ならともかく私的な場では堅苦しい方ではないようで……私は軽く息を吐き出しました。


(どうやら…上手くやっていけそうですね)

 真面目過ぎるアインザルフの人達と一緒に仕事をしていけるかと心配したのですが、移動の準備を始めている騎士達も別に私の事を嫌っているという感じでもないみたいですし……というより部屋の中にヴォルフスタン皇帝の姿がなかったのですが、自分達が守るべき人物(皇帝陛下)が隣室か近くに控えているという場所で他国の人間を警戒するのは当たり前の事なのかもしれません。


「大まかにはマリ…そちらの侍女から聞いていると思うが、というより色々と調子がいい奴なんで適当な事を吹き込まれていないかが心配なんだが、大丈夫だろうか?」


「いえ、特には…良くしていただいていると?」

 多分軽い世間話程度なのだと思いますが、まるで子供のお使いが上手くいっているかというような言葉に侍女兼聖女の人は不満を表すように頬を膨らませて……ヴィクトル様も本気で怒っている訳でもないようですし、そういう冗談が言い合えるくらいには気安い関係という事なのでしょう。


「すまんすまん、じゃあとりあえず…(魔石)の方からいくか…マリアン、頼む」


「…はい」

 拗ねたようなマリアンさん(侍女風聖女さん)は渋々といった感じで机の上の箱を取り、私の前に差し出してきました。


「この中に魔石が入っておりますので、浄化をおこなって貰ってもよろしいですか?」

 渡されたのは金属的な光沢をみせる白乳色の石材といった感じの20センチ四方の箱なのですが、これは聖光銀(せいこうぎん)という特殊な金属で作られた呪具とかを封印するための物で……そんな物を差し出された私は少しだけ身構えてしまいました。


(私の腕前を試したいのだと思うのですが)

 久しぶりすぎる魔石の浄化に気持ちが引き締まるのですが、浄化自体は見習い聖女の練習として行われている程度の難易度で……。


(いえ、油断は禁物ですね)

 この箱に納まる大きさであればそれほど強大な魔石ではないと思うのですが、水晶化の影響でどこまで能力が下がっているのかが分かりません。


 万が一にも失敗するような事があればリヴェイル先(師匠)生はおろかラークジェアリー聖王国の聖女が「その程度」と思われるかもしれないという状況で……。


「わかりまし…あっ」

 私は気持ちを引き締めなおしてから受け取ろうとしたのですが、絶妙な大きさで絶妙な重さのある箱を片手で受け取るのはなかなかの難題で……ツルリと手が滑ったので少しだけ焦りました。


「っと、お…おう」

 箱自体が高級品ですし、魔石が転がり落ちたら瘴気が撒き散らされるかもしれないという状況にヴィクトル様は腰を浮かしかけて、マリアンさんが浄化の聖印をきり始めるのですが……何とか指を引っ掛けて滑り落ちるのを阻止する事が出来ました。


 その様子にヴィクトル様やマリアンさんは揃って息を吐きだし顔を見合わせていたのですが……申し訳ない気持ちを笑って有耶無耶にすると、呼吸を整えてから簡易式の(金具)を外して引き上げ式の蓋を開けました。


(ウルフの魔石…でしょうか?)

 血の色をした……と、いうより、魔石というのは瘴気(黒っぽい霧)が濃縮された物であり、結晶化する時に血の色が混じるので赤黒い色をしているのが一般的なのですが……魔獣化(狂暴化)のようなどす黒さもありませんし、色の薄さや大きさから考えるとウルフ系統の魔石なのだと思います。


 とか見ているとヴィクトル様とマリアンさんの視線が痛いくらい(笑って誤魔化したから)なのですが……とにかくこういう魔石を体内に持っている生物を魔物と呼び、人間でいうところの心臓に当たる力の源とされていました。


 そして心臓をえぐり出せば血が流れるように、魔石を取り出せば魔物の体と魔石の両方から瘴気が抜け出していくのですが……抜けた瘴気を放置していると別の魔物が生まれてくる可能性が高くなる為、討伐後は聖女による浄化や()()()()()による破壊が推奨されていました。


 そのような特別な装備の内の一つが聖光銀なのですが、金属としての強度がいまいちなので武器や防具に使われる事はなく……瘴気を遮断する性質から呪具などを収める箱や儀式用の祭具などに利用されていました。


 私の目の前にあるのはそういう箱であり、箱の中に入っているのは1センチ程度のウルフの魔石だったのですが……。


「えっ、と…」

 正直に言うと「魔石ってこんな感じでしたっけ?」という拍子抜け感が凄いのですが……というのも私にとって瘴気の源と言うと大きさの平均が4~6メートル、最大で20~30メートルにもなる瘴気の塊である『門』の事でした。


 そして『門』の場合は押し流されてしまうような量の瘴気が噴き出していたのですが、目の前の魔石から漏れ出す瘴気は漏れているのか漏れていないのかがわからないようなレベルで……下手をしたら『門』の間に充満していた瘴気の方が濃かったのかもしれません。


(この大きさで…試験になるのでしょうか?)

 そういうレベルの大きさだったのでヴィクトル様とマリアンさんの顔色を窺ったのですが、ヴィクトル様は真剣な顔で様子を窺ってきていますし、マリアンさんは私が失敗した時に備えて浄化の聖印を切ろうとしていました。


(なる…みたいですね)

 よくよく考えてみると物凄く大きな魔石を持ってこられても困りますし、ここで問題となるのは私に浄化能力がある(聖女としての力がある)かという事で……このテストは力の大小を計るものではないのかもしれません。


 そもそも他国の王宮内に瘴気が溢れ出す様な魔石を持ち込む訳にもいきませんし……そんな事すらわかっていなかった浅はかさを恥じながら小さな小さな小石のような魔石に向き直るのですが、浄化だけなら聖印を切る必要もないので簡単な試験ともいえました。


 と、いうのも、マナには最初から浄化の力が秘められているからで……ではなぜ浄化の聖印というものがあるかというと、ポーションを作ったりするのが得意な人や他者に魔法をかけたりするのが苦手な人の為に必要になってくるからです。


 なので何かしらの事情がある人や大規模な浄化をしたい時には聖印を切るというのが一般的で……このレベルの魔石を浄化するだけなら一番楽に使える『祝福』の魔法を使えば良いだけですし、結界関連が得意なマリアンさんの場合は結界で包めばいいのですが……。


(私も…浄化の聖印を使った方が良いのでしょうか?)

 マリアンさんはお手本を見せる為に浄化の聖印を用意しているのですが、この大きさの魔石を浄化するのにわざわざ聖印を使うのはやりすぎですし、その辺り(出力)の見極めもテストの内だとしたら効率重視(祝福を使った)の浄化をした方が良いような気がしてきます。


(とか考えすぎるのが私の悪い癖ですね)

 あまり考えすぎるとドツボに嵌ってしまうような気がしますし、さくっと浄化してしまう事にしましょう。


「では…いきます!」

 このまま睨めっこをしていても始まりませんし、祝福をかけた左手を魔石に近づけるとそれだけでパキリと魔石が割れてしまい……魔石の浄化が完了しました。


「ふー…流石だな」

 私としてはこれで良かったのかと首を傾げたくなるレベルの試験だったのですが、ヴィクトル様が表情を緩めたのでこれで良かったのだと思う事にしましょう。


「ありがとう…ございます?」

 ごくごく普通の聖女からしたら児戯にも等しい浄化作業だったのですが、どうやらヴィクトル様は聖女の能力や諸々に疎いようで……苦笑いを浮かべながら同業者(聖女)であるマリアンさんの方を見てみると、何故か唖然とした表情を浮かべていました。


 しかも驚きすぎているのか何時もは閉じられている両目が見開かれており……印象的な黄金の瞳が私を見つめ返してきていたのですが、視線が合うとハッとしたような顔をしながら両目を閉じてしまい、何時も通りのどこか読めない表情に戻ってしまいます。


「あの、もしかして…なのですが?」

 そして戸惑ったようにチラリチラリとヴィクトル様の方に顔を向けるマリアンさんなのですが、ヴィクトル様はそのようなマリアンさんを不審そうに見返していて……。


「どうした?これくらいの浄化ならお前も出来るだろ?」

 ヴィクトル様はよくわからないといった顔をしていたのですが、その様子を見たマリアンさんは軽く溜め息を吐いてから口を開きました。


「その、レティシア様は…聖印も呪文も使わなかったようですが?」

 何を言われるのかと身構えたのですが「ああ、その事か」と納得すると共に苦笑いを浮かべてしまい……マリアンさんのように呪文を唱えたり聖印を切らなければ落ち着かないという聖女はラークジェアリー聖王国にも沢山いたのですが、私の場合は利便性重視で聖印を切らない方法を多用していました。


「こちらの方がサッと発動させる事が出来ますし、臨機応変に効果を変える事が出来ますので」

 因みに私が使ったのはマナを流してから調整するという『簡易魔法』というもので、リヴェイル先生ですら「よくそんな方法で発動させられるわね」と呆れていた超絶手抜きな方法なのですが……こちらの方が出力の調整や複数の効果を混ぜ合わせたりと臨機応変に対応が出来ました。


 と、いうより、半身がまともに動かない私にとってリヴェイル先生のお墓の前で行ったような聖印を切る方法の方が難しくて……水晶化の影響でマナが流れると体が痛みますし、全盛期のような力がないのでその辺りの手抜きは許してもらう事にしましょう。


マリアンさん(同業者)には手抜きがバレたようですね)

 確かにテストで手を抜いたのはいけなかったような気がするのですが、これ以上突っ込まれないように笑って誤魔化そうとするとマリアンさんは「信じられない!」というように額に手を当てていました。


「ん?どういう事だ?」


「たぶん…マリアン様は私が手を抜きすぎていたのでビックリされたのかと?」


「違います!!」

 よくわかっていないヴィクトル様は不思議そうな顔をしていて、私がフォローを入れようとするとマリアンさんに全力で否定されてしまいました。


「いえ、驚くには驚いたのですが…呪文や聖印すら使わずに発動するなんてそれこそ奇跡…ヴィクトルにもわかりやすく言うと剣を使わずに相手を斬ったくらいの出来事なんですよ!?」

 そうして騎士であるヴィクトル様に向けた例え話(剣を使わず)をしてくれたのですが、どうやらマリアンさんの認識と私の認識にはズレがあるようで……コテリと首を傾げてしまいました。


 もしかしたら黙っているべきなのかもしれませんが、リヴェイル先生から能力に関する疑問は出来るだけ口に出すように言われているので思った事を発言しておく事にしましょう。


「失礼ですが…ヴィクトル様は魔法剣士ですよね?なので剣を使わず斬る事も出来るのでマリアン様があげられた例え(剣無しで斬る)は不適切かと?」

 そもそもヴィクトル様の持っている大剣は身体強化を常時かけていないと持ち上げる事もできないような代物で……それだけの魔力がありつつ問題なく運用で来ている事を考えると、ごくごく常識的に考えればヴィクトル様は魔法が使える筈でした。


(切り札だから…公言しないようにしているのでしょうか?)

 ヴィクトル様は異様に魔力が伝わりづらい代わりに強度がある黒曜鉄(こくようてつ)の剣を使っていて、常に目を閉じているマリアンさんと一緒で体を鍛える為か何かかと思っていたのですが……アインザルフの人は自己鍛錬がお好きなのですねと思っていたのは私の勘違いなのでしょうか?


 だとしたら私が指摘した事で微妙な空気になってしまうような気がするのですが、私の見立てでは火魔法と風魔法に適性があるようですし……ヴィクトル様が本気で斬りかかってきた場合は咄嗟に張った障壁では防げない一撃が飛んでくるような気がします。


「は?」


「え?」

 そういうレベルの魔法が使える騎士様に対して「剣を使わず」という例え話は不適切な気がしましたし、頭の回転も状況認識能力にも優れるマリアンさんがそのような初歩的なミスを犯したのが気になったので口を挟ませてもらったのですが……ヴィクトル様は「いや、流石にそんな事は出来ないぞ?」とか「魔法剣が使えるなんてどんな天才だよ!?」みたいに驚かれていて、マリアンさんはマリアンさんで「出来るの?」みたいな顔でヴィクトル様の方を向いていました。


「…え?」

 その異様な反応に発言した私の方も驚いてしまい……こういう空気も久しぶりだと奇妙な懐かしさに表情を崩してしまいました。


 どうやらあれだけリヴェイル先生に注意されていたというのに私はまたまたやらかしてしまったようで……見習い聖女だった頃、寄宿舎でも度々こういう奇妙な空気にしてしまったのを覚えています。


 その時は「仕方がないなぁ」みたいな顔をするリヴェイル先生とリヴェイル先生の親友であり攻撃魔法の師匠であるルティナさんが呆れながらも的確なツッコミを入れてくれるというのがお決まりの流れで……リヴェイル先生が言うには「悪口でなければいいんじゃない?」という事だったのですが、そういうやり取りをしながら同期の人達とも徐々に仲良くなっていったものです。


(懐かしいですね…皆さんどうしているのでしょう?)

 そういう奇妙な空気だったのですが、今は懐かしさに浸っている訳にもいかないと気持ちを切り替えて……ヴィクトル様に詰め寄りたそうにしているマリアンさんや、ここが他国の王宮である事を気にしているヴィクトル様が周囲を窺うように視線を走らせているのを眺めていました。


「いやいやいや、自分で言うのもなんだが俺は剣を振るだけしか能がない脳筋だぞ?そりゃあ家系的に多少の魔力はあるかもしれんが…子供の頃に受けた魔法の訓練だと結局使えなかったし」

 鞘付きの大剣を軽々と振って見せながらヴィクトル様がそんな事を言うのですが、身体強化の動きを見ているかぎりでは魔法が使えないという方が不自然で……。


「それは…」

 能力の事なので「魔力の伝導性が悪い素材を使っているからでは?」と言いかけたのですが、ヴィクトル様が魔法を使えるというのは秘匿事項(国家的な問題)なのかもしれないという(推理)を思い出して、私は口を閉じました。


「そう…ですね、生意気な発言でした…申し訳ありません」

 ヴィクトル様はヴォルフスタン皇帝を守る近衛騎士のトップ(総長)ですし、切り札の一つや二つを隠し持っていて然るべきで……魔法が使えるという事は公然の秘密なのかもしれませんが、わざわざ他国の人間が指摘する事でもなかったのかもしれません。


「いや、謝罪を受けるような事ではないんだが…」

 ヴィクトル様は「本当に魔法が使えるのか?」みたいに考え込んでいたのですが、マリアンさんの訝し気な雰囲気を察して思考を切り替えていました。


「そう、だな…話が脇道に逸れたが、先に伝達事項を伝える…出立は明日の早朝だ、身の回りの事はマリアンが行うのでその指示に従ってくれればいい」


「わかりました」

 私が恭しく頭を下げると、ヴィクトル様はどこか釈然としないまま頷きます。


「何か…質問は?」

 そしてヴィクトル様に聞かれて考えるのですが、特に何も思い浮かばなかったので首を横に振ろうとして……結晶化で上手くいかなかったのですが、とにかくギギギと頭を小刻みに揺らしました。


「いえ、ありません…よろしくお願いします」

 リヴェイル先生のお墓参りには行きましたし、今更知り合いに会いに行くのも未練が残るだけで……もしかしたらドミニク大司教や国王陛下に出立の挨拶をするべきなのかもしれないのですが、勝手に会いに行けばジュリアン王子が激怒するでしょうし……必要なら何かしらのお声掛けがあるのでしょう。


 そう思って未練を断ち切るようにニッコリと笑うと、ヴィクトル様とマリアンさんはとんでもなく奇妙で不思議な生き物を見るような目で見返してきました。

※魔石の色についてですが、血の色が混じっているというのは諸説があります。この辺りの魔物学ともいえる分野は発展しておらず「魔石の色を調べるくらいなら弱点とか特性を調べてくれ!」みたいな現場の声が大きい感じです。


※薄々感じている人がいるのかもしれませんが、レティシアは自己肯定感が滅茶苦茶低い変な人です。これには色々な事情が関係してきているのですが、とにかく奇妙な人物だと思って生暖かく見守っていてくれると助かります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ