キンデルクランクハイト ~小児病~
身体が動かない
何も起こっていないのに緊張する
僕の深い悲しみを辛い苦しみを
もう捨て去って 命も捨て去って
零になりたい この入れ物を憎み殺したい
こんな筈じゃなかった 誰しもが迷いの雨の中で
逃げ道と新しい入り口を探してる
キンデルクランクハイト 付き纏うジキルとハイド
狂ってる事を 今更ながら思い知らされたよ
抑うつ したい事もしたくない事もやってきた仕打ちが
これだと思うと 頑張る事に意味を見出せなくなる
人生に意味なんて要らないのは分かっているけど
人生に意義が無かったらただの負け犬 死ぬ定め
変えられないとしても 臆病な僕は闇の中で眠り続け
悪夢に冷や汗かきながら 太陽と出会う 繰り返されるならいいのに
いつも違和感があって もがき苦しんでいる人の和姦に興味津々
津々浦々 言葉の意味を 探して 探して
見つけた 言葉など無ければという解答に達する
分裂していく極彩色の風 色々な色
弾け飛んでシャボンのように消えていくひっそりと
悲しみを忘れる為 今はまだ忘れなくてもいい
欲望と絶望 叶わない夢は 白く 蒼く 未だこの胸に燻る
ごめんなさい 今更そう言っても変わらないけれど 死んで天使に成れるなら
それはそれでイイんじゃないかな? 全部が夢だったら良いのにと思う
委縮した身体 何とか踏ん張って
キンデルクランクハイト 自分で自分が分からない愛と同じ悩みを抱えた人
息を吹き返して貰わないと このNight デカい壁の前で 立ちすくんでいた
足が震えるのは怖いからじゃなく武者震い
さぁ ショータイムは終わった 廃人として生きて行こう
全ての保護の中の齟齬 僕は人は嫌いだ そして一人ぼっち
生きとし生ける者達よ 人生の意味と意義を噛み締め 自由を叫べ
あの高すぎるビルディングの窓ガラス全てぶち壊すくらい大声で




