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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
Doubt
9/900

ロベリアの盾

人は一人じゃない

虫も花も木も鳥も一人じゃない


だけど カラスが人の頭頂に糞を引っ掛けるのは別に悪意じゃない

悪意を持っているのは人と言う種族だけだ


ロベリアの盾で守り 嘘で煙幕張って 自分の保身を願う

人を騙しても 傷つけても 平気な顔をしているのも人だけ


悪意で生きている人 きっと罰が下ると思うよ

性善説は死んだ 

殺人とか放火とか強姦とか

そんな事する犯罪者へと堕ちる者は吐いて捨てる程いる

気持ち悪い 吐きそうだ その凝り固まった変な信念に

睡棄すべき悪たる者よ 自らの犯した罪に脅えるがいい


ジャンバルジャンは神父に赦されて自らの罪を悔い

真っ当な生き方を選んだ 


許せないんだ 私は一度自死を決行しようとした

別に誰のせいでも無い 今も自分の命は軽いけど

守られた 神様がまだお前は死ぬべき時ではない

そう思って私の命を救って下さったのだと考える


大変 迷惑だけれど 人間は大なり小なり悪だ

それと共存する事で成長できる 痛みが分かる


人の痛みに思いを馳せよ 寸鉄人を刺す

軽々しく口を開くのではなく無論凶器によって人に害為すなど

愚かの極み それなら 自分が死んだ方がマシだと

何故 事前に悔い改めないのか 私には理解できない


人は一人では無いから 不幸や事故が起こるんだ

それを覆す理論は私には無い だけど例え胸張り裂けそうでも

その悲しみを抱いて癒してあげられるのは自分自身しか居ないんだよ


ロベリアの盾を捨ててルドベキアの剣を持て

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