ただひたすら
生まれてきて良かった 心からそう思う
辛い事や苦しい事もあったけれどそれも愛せる
僕ね100歳まで生きる夢を見たんだ
現実ではそんな事は無いのだろうけれど
ああ もっと優しく強くあれたなら
人にも ありがとうの気持ち伝えられるから
見えない終わりにばかり目が向いてしまうのも
仕方のない事 物事には必ず終わりがある
その悲しさを味わいたくなかったから
人生から何度も逃げようとしたけれど
やはり思いきれない
抱えきれない 名無しさんからのプレゼント
ああ 温かく 安らかな気持ちで夜空を見上げれば
星達が輝いて 眩しい程 泣きたい気持ちになるよ
まだまだ半熟卵 もっと熱が欲しい 全てを包み込んで
ふわふわした雲の切れ目 光を求めて手を伸ばすんだ
掴み切れない 人生 それでいいのさ 答えは藪の中
あっという間に過ぎ去って行ってしまう時の中で真実を求めても
短すぎて 長すぎて 忘れてしまうから 写真なんて物よりも
この心の中で記憶したい 命を届けたい まだ広げた事の無い翼
大きく広げ 鳥のように飛行機のように 天高くあの太陽を見つめよう
庭では花が咲き出す 虫たちが動き出す 地球は桜色に染まり美しく回る
ダンサーのように
汗をかきながら 今夜君とベッドの中で踊りたい
一人じゃないよ 大丈夫 僕だってやれる筈さ
どんなに言葉を尽くしても 君に伝わらないのは知っているから
ただひたすらこの喜びを翼に載せ 君に一言言いたい 大好きだよと




