夏は寂しい
何も思えない事を悲しく思う
夏なのにコイバナ1つも無くて
道行くカップルは楽しそうだ
僕はせいぜい励めよと性を指標
いっそ逃走 寂しくて死にそうだ
あの夏の日 花火が綺麗で
浴衣姿のショートカットの君が眩しかった
縁日で人がごった返す中 腕を組んで誇らしげ
それがたった1つの幸せな記憶
それだけを思い出して生きてる 君は今
愛だけじゃお腹が空くわなんて生温い
貴方はあの日 快楽の意味を知ったろう
切り刻まれるような土砂降りの雨の中
晴れ女が雲を引き裂いて少年と笑った
そんな夢が続けばいいなって思うよ
人生は夢幻 いつ死ぬかも分からねぇ
いたたまれない事ばかり畳みかけてくる
苦しさにクスリ それすら大きな罪なら
僕らはもう反逆のメロディで破壊するか
全てを内包した存在や歌など無いのだよ
君が祈ってる神様なんてとっくに死んだ
無常の世界で僕は借りパクの駄文連ねる
死なない為には死ぬしかないと答えたさ
テーゼの前に跪いたよ 熱きベーゼなら
コーヒーよりも より快楽に近いかもな
忘れてしまう事が苦しく辛いんだけれど
人は誰もがわがままだったりするからさ
君は優しかったよ 物知りで謙虚だった
その温もりもいつか忘れてしまうのかな
美しい君の顔 僕の顔に張り付いている




