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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
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やあ、私だ

誰も覚えていないか

私自身が忘れそうなのだから


摩耗し過ぎて灰ですら無くなった

無よりもより無 そう()になったのだ

惰眠を貪っていた その間に皆 前に進んでいる

当然 後れを取る それを怖いと思わない程荒んでる

止めた酒も 今 呑んで 肝臓を壊すほど呑んでそして

灰塵から廃人になりたいのだろうか


生きている者は死をイメージする

それがダメージになる


気持ちの良い事は誰だって止めたくないよな

悩みなんて無ければいいよな だが私は最早喋るのも辛い


たまに楽しい事があるから生きてる


やあ、私だ

自己紹介から始めようとも

マイナンバーカードで照会しても存在は無い

いない人間 消えた人間 失踪し 死んだとされたのだ


その悲しさに涙なんて これっぽっちも流れない

さぁ また眠って 全て忘れるまで死んだように眠って

そうなると一時的に楽だけど その後に待っているのは地獄

ハンチントン舞踏病 ようこそ Iのある世界へ


誰もが声高に叫ばねば 世界など変わる訳ないが 

禿げ頭を撫で擦っている老人達に任せる訳に行かない


人間は1日6時間寝れば充分なんだ 

眠っている間に舌鋒と言う槍はどんどん錆びていく 


覚醒せよ 自分を鼓舞し その拳で誰かを守るんだろ?

それが愛じゃないのかい? 


私は私でしかあり得ないのに

違う私も何処かにはいると言うのは きっと私が今寝惚けてるからか

そんな事 不可思議だよね でも人間は宇宙から見れば真っ当かしら


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