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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
代名詞
846/900

タイムマシンがあるなら

新しいものに囲まれていたい

新陳代謝する世界の垢だったから

きっと注視する事 生体に巡る赤い血液を 


苦しいの

逃げ場はないから

このイレモノを壊して

魂が抜けだすのなら正当でも不当でもない自死


救いの手を差し伸べて頂ければ

僕はナイフで自分を殺す事なく天国に行けると思うのです

でもそれは我儘だと人は言う ママもそう言う

だけど大事にされないのなら生きてる価値なんて無いよ


ただ愛が欲しい 

冷たい躯が 傍に転がっていたとして

それもかつては人だったのだなと思うし

焼くのは浄土への道と信じてもいいの?


僕の頭が狂ってるから世界も狂ってるように感じる

ただそれは恐怖とか孤独に耐えきれない

僕の弱さの逃げ道でしかなくて


奇妙な昨日を思い出しても何の生産性も無い

今日が終わる事に痛みを感じるのは

明日が来ないで欲しい そんな陳腐な

甘えん坊さんの戯言なのね

そうその通り 凄惨な非生産

お母さんにはなれないからな

勝算も賞賛も無い 人生はもうたくさん


風船が弾ける事無く異国の地に届く

赤ん坊はこうのとりが運んでくる

いったい何を言いたいのだろう

人生の実戦感覚も忘れてしまったのだよ


寒くて眠くて消えてしまいたいよ

僕の魂が消えてそしてまた同じ肉体に宿るとしたら

あまりにも残酷だな 耐えられない


もしもタイムマシンがあるなら

過去を未来を現在を滅茶苦茶に壊したい

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