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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
ショートストーリー7
817/900

怖い

そわそわするんだ ざわざわするんだ 不安なんだ

何故かはわからない 芥川みたいなもんか

彼は自殺したけれど 僕はこれからどうすればいいのか


怖いよ 消えるのが 僕も貴方も骨になるんだね

頑張っても名前を遺せない その悔しさに泣けば

またパクリかよって誹謗中傷 非難轟々 開け雷鳴のとびら

僕を殺してくれよ 絶望しているならそんな価値すらないか


叱咤激励してくれる人がいる事を知った 

家に帰ってダウトと思った アウトローの気持ちが分かるか?

ラーメンを啜るのも辛いくらい 暗い部屋で震えて独り言

この虚しさは何処から来るの? 何をしても楽しくない


悲しい事が多すぎる 知らなきゃ良かった事が多すぎる

誰が救世主なの? それすら人それぞれすがる物があって

それから切り離されたら 生きていけないくらい怖い事で


どんな歌も届かない 耳が悪いのかな 八方美人の成れの果て

誰もいなくなるんだ 誰もかれも消えてしまうんだ 

沈んでいく夕陽のように鮮やかさだけ残して黄昏れる 辛い


涙も出ない だから眠ろうと思う 明日という日はあるのか

薬もさっぱり効かないですって言ったらお医者さんに叱られる


結論付ける 自業自得と言われれば そう 乱れた私生活が害

冷たい人ねって言われて苦笑する 君 最初僕の事優しい人って

そう言っていたのにね 


身体を重ねれば重ねるほど体温と気持ちの温度の違いに戸惑う

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