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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
ショートストーリー7
814/900

死ぬ気でやれば

死ぬ気でやれば何でも出来るなんて

若い人だけの話でしょ?


僕、死にかけてるけど気力なんて全然湧かない

そして 近々死ぬと思う ゴメンね 悲しい気持ちにさせて


遺書じゃないけど僕の詩が永遠に残ったらいいな

怠けないで頑張ろうってそれくらいが僕の死ぬ気の力


夢は遥か彼方で奏で壊れた 鐘の音が諸行無常 運命論にゃ敵わん

逃げ出したくとも 出来ない辛さ でも闘いを避けるのもまた辛い

段々目が霞んできたよ 死にたい気持ちは 裏切りとか不信って訳じゃない


疲れたな 息が乱れて 満足に眠れない ってさ 散々 底辺の戯言だよね

全然モテないな でも新たな命を作るのは僕の優しさが臆病で邪魔するから


これで良かったんだなんてとても言えないから 寿命だって分からんし

だけど僕のプライドを傷つけたり 自由を奪う人が居るなら 許さない

ビルから飛び降りて死ぬ心積もり 意外に死には耐性強い体勢整えてる


市民の遊びも退屈だ やり直したい 自分が自分で無くなった日 血塗れ

そして秘密 蜂蜜みたいに甘い記憶は何処へやら 手を繋ぐのは君だけだ


純粋さだけで生きられる訳ない事に気付いた僕は僕の人生に負けたんだ

賭けに出たつもりじゃない つまり明日が分からないのが人生なのだ

そして 自ら終わらせたいなら その勇気 前に進む推進力に変えない?


絶望の黒い雪が降る 街は眠らない 僕は縛られたまま犯され 泣いた

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