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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
ショートストーリー7
813/900

不死鳥

湧き上がる灼熱 燃え尽きようとも蘇る

その全て灰塵と帰すまで 


負けたくない 死んで終わりじゃないと信じて

私は私を証明し 名を遺す その後なら消えても良かろう


大空を羽ばたく事が許されずとも 出来るだけ自由に

そうだ 私は人間の器を捨て去ったのだ 不自由だから


魂を刻み付ける 何度も何度も 形が分からなくなるまで

栄光へと進むのに橋など要らない この真っ赤な血液を振り撒く

その匂いで 私は 次なるステージへと進む 永遠など無いと知ってる


夢の中では生きられない 身体が腐ってしまうから その前に掌握する

全てを内包して そして解放する その矛盾に 人生とは不可解だと溜め息

それでいいんだよ 腐れ外道共の タイムリミット理論にハマらない

屍は累々 いつか行くよ 輪廻の輪から無理矢理足踏み外した 私も外道


同じ者では無い その凄さが分かる 不可思議なのが堪らない 相反する

愛すら暗転する 私は死んだら無になると思うが それでも不死鳥の様に

色鮮やかな灰色で この世界の悲しい青の色を変える それが私の理想


孤独を噛み締めろ 案外美味しい 自ら死ぬな 希望などはなから無い ぶち込め

なんでもありの世界ならば 私は 別に 不死である事を望まない 


成功者のお金 それが私の行動への対価ではないから無論羨むのが筋違い 

平等なのは時間だけ 

それでも 不死鳥に だからこそ 不死鳥に 憧れるのだ

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