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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
エデン
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エデンを目指せ

飛び立とうと思っても必ず墜落するだろう

そう諦めていた 


一度きりの人生別に価値があるなんて思えなくて

同じ事ばっかり言ってる俺って馬鹿じゃん

自分を責めた 君の森を攻めた


一人きりの夜 寂しくて 積読DVDぼんやり見るけれど

退屈で 馬鹿につける特効薬なんて無い 


変わらなくちゃ さぁその部屋から飛び出せ

何も変わらない 魔窟から退屈をしまう箱を見つけろ


街の灯りが久々眩しくて 昼も夜も無い世界

かつてはそこに居た 凄く楽しかったんだ

世界は広かった 今も広いけれど僕の心が狭い


絞り出した言葉はライムの香りはしないけれど

力強く踊る 真夜中一人


悪魔の愛は美しく儚い 神などいなくても良い

何もしてくれない 助けてもくれないなら染まれよ紅に


朝陽を待ち望む 学校 会社 つまらない事ばかり

だけどその繰り返しがいつか大きな実を付ける事

知っていながら怠けた


今なら いや今こそ飛翔する時 失敗は死だ

だけど いつかの物語のエピローグに憧れて

無敵だと感じていた若い頃 誰にでもある過ち


なんだかんだと自らに文を付けて誤魔化してきたけれど

もう 自分自身騙しきれない 欲望が溢れ出す

耳の痛い言葉ばかり 馬鹿は怒り出す 鬼神のように暴れる


飛ぶ事が大切なのではなく 飛ぼうとする気概が必要なんだ

まだ眠らないよ 死んでからぐっすり眠るから 執拗なんだ


誤魔化せないんだ 嘘吐けないんだ 全部墓の中に入れてくれ

今はただ怖くて震えてる 武者震いかも知れないけれど


眠れない夜なら越えてしまえばいい 死すら超越した先に

エデンは姿を現す

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