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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
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35/900

臥龍

俺は牙を磨いている

今は臥龍でも何時か鳳凰となる


有り得ない話ばかりのテレビジョン

お年寄りが夜更かしする為のラジオ


全部破壊してやるぞ いつも眠いぞ

自傷他害の恐れは無いぞ いつまでも若いぞ


そうやって自ら鼓舞する 常に自己分析

形にならない物でも捏ね繰り回して形にする天才だ


眠れないのが当たり前になって来た昨今

睡眠薬が足りない カフェインとニコチンで頭やられた


黒いロックが好きだ 

甘いコーヒーが好きだ 

その後に吸うタバコ最高

サイケデリックな絵画の価値は分からないけれど

幼い頃海岸で聴いた貝殻のしおさい

はっきりと覚えている


記憶力だけだね そう揶揄されても 布団が吹っ飛んだ

ふざける余裕だってあるのさ


面罵されたから 必ずこの牙で血を絞り出し尽くし お前を這い蹲らせる

負けても勝つまで続ければ無敵だ


ゴキブリの様に嫌われても やり遂げる

クロックぶち壊して高いびき ロック魂

それだけで生きているのさ 何時までも若くいたいじゃん

ダサい格好したくないのさ 退屈でカッコウが鳴こうとも

まだ眠っていたいのさ 俺は何時までもマイナーな臥龍


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