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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
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HERO

何故か胸が苦しくなる一人の夜

自分にもまだ情熱があるんだなと

ふっと笑みをこぼし

何かを捨てなければ

何かを手に入れられない事 

そんな事とっくの昔に知っていたよと呟く


HERO 何処まで行くの?その背中が見えなくなりそうで

アメコミでもなく少年漫画でもない輝いている男


大人って何なんだろうって考え込んじまって

無限回廊の中取り残されたような気分

出口のない人生に戸惑っていた 自由の意味もまだ知らなくて


私子供なのねと 彼女が言うから 人は何時までも子供さと

抱き締めて言った


何てちっぽけなんだろう まだ何も為せていない

何処まで行っても GO TO THE TOPなんて言えない

役不足ですと 断りたかった仕事ばかりの天狗

仕事とは我慢する事 ルーチンワークだとしても


僕もかつては戦士でした 

バイクを盗んだり校舎の窓ガラスを割った訳じゃないけれど


青い春がありました

ねぇHERO 教えてくれよ 僕は何を愛せばいい?

どんどん擦り減っていくだけでルールを破って

恋の一線 越える勇気は失くしてしまって


正常とか異常とかレッテル張りできないとは思うけれど

やっぱり普通が一番だから 貴方の様なHEROが好きなんですと

告白してみる


僕に力をくれたのは いつも 最先端を行っていたHERO

生きる意味を教えてくれた 反逆のHERO 

僕の心にも今も流れる 熱き血潮 汗まみれになりながら

過去よりも明日の光を待ち望む日々に老いが忍び寄るけれど


貴方の様に若くして死ぬ事は出来ないから僕はやっぱりHERO

貴方の歌が好きです 力をくれるから 青春を思い出させてくれるから



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