表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
Everything
29/900

あっという間に悪魔にかどわかされて

失ってしまうのが命


だから別に輝かなくてもいいよ

なにもしなくてもいいよ 祈っていればいいよ

身近な人が一日でも長生きできるようにと

身近な人の苦しみが一日でも早く終わりますようにと


僕等は何故だか分からないけれど何時の間にやら

人生というスクランブル交差点にぶち込まれ揉みくちゃにされ

人は 死ぬ 福永武彦の「死の島」のテーゼだ


僕は不勉強だから 福永は読んだ事は無いけれど

僕は不誠実だから 生命を悼んだ事は無いけれど


何も言えないけれど もし見たならば伝えて欲しい

人の世の 不条理でそして自然な摂理について

勇気を出して 語ってご覧 それが詩になるんだ


誰にでも出来る事 顔が醜くても声がしわがれていても

ネットの社会では分からないから


精一杯利用してやろうじゃないか 命という物を

数億の種から 卵と結びついたんだ そんなの重荷だよね

奇跡と魔法があるのはどうやらアニメの世界の中だけの話で

僕等はちっぽけさ そして人を憎んだり傷つけたりする人も居る


僕だって聖人君子じゃない 前科者だ ただ刑務所にぶち込まれなかっただけ

あの頃の僕は全てのストーリーは僕自身に永遠に帰結すると思っていた

とんだ思い上がりだよね 若いときに苦い水を飲まなかった奴はひだちが悪いよと

誰かが言っていたけれど まさにその典型さ 天啓を授かった事ももちろんない


今出来る事 それをやる事 

それがまだ死んでいない 言葉の持つ力だ

歌に出来る才能はごく一部の人しか持っていないけれど言葉はペンと紙がある

ペンは剣より強し パイナッポーペンじゃなくていい 君には使命がある


ちょっとした事から始めようよ みんなそこから巣立って行った渡り鳥なのさ

コウノトリに運ばれてきた天使の羽を持つ大空を翔ける自由な渡り鳥なのさ


命は運ばれていく そして潰えるけれどまた生まれればいいんだ 

それが奇跡だし魔法だと思わないかい?信じる力の凄まじさを知って欲しいんだ

誰よりも苦しんでいる 君に

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ