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Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
Doubt
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聖者になんて嘘でもなれやしない

君は君のままであれば良い

私は私のままであれば良い 神が許すのならば


私達は弄ばれる紅葉くれはであったかもしれない

散りゆく運命さだめの儚い夢映画の登場人物かも

つまり夢は何時かは終わる事に ある朝気付くだろう


人は 老いる だが老いたとして出来得ることが減る訳では無く

それまでの経験が自分を守る

傷付いた身体も引き摺ればまだあの海の見える岬に立てる


私達が帰る家も無く 私達が皆この世界で一人で

私達が皆何れ灰になり 私達の名前が墓碑に刻まれたとて


それは私達の知った事では無いのだ

それは神のみぞ知る世界 曼荼羅の様に我慢なら


色取り取りのペンで日記を記そう それが詩となる

何も難しい事では無い 人は生きている間は何かを口にし

それら全部が詩である そう思えたなら可能性は無限だし

いつかの彼等の暴言も 一編の詩なのだと思えば人を許せる


私達は許されながら生きるのだ そう思ったら気分が晴れないかい?

いいんだよ そのままで いいんだよ 泣いたって

いいんだよ 酒呑んでさ いいんだよ 抱いたって


何でもありの世の中で 自分を叫べ 克己しろ 高揚せよ

国旗掲揚せよ 日の本に産まれた SUPER BOYS&SUPER GIRLS


何かが足りない そうぼやいてた 

いつも一人で戦っていた 正直辛かった 人の命が永遠だったら……

でも僕はその言葉を拒否する 概念を持っている 概念を知っている

ならば語って伝えよう 誰しもが根源的に死を恐れている 密やかに

言い代えれば 死からの逃避 それも命懸けだからと解答を示さない

敢えて 貴方に会えて良かった 素晴らしい人生だと 言い切るから


暗い話ばかりしていては枕元のぬいぐるみも

教科書の蛍光ペンで引いた線も全部 黒

オセロじゃないんだよ 全部ひっくり返して白きペンキで天使の羽を描け

そして駆け抜けろ この後戻りの無い人生と言うレースを 

凍える程寒い日なら人肌が心地いいから それも悪くない 

一人で居られるから 二人で居ても自然に振舞える


曼荼羅の様に君の人生が色取り取りに守護されますようにと願ってる

新しい世界に乾杯しよう


聖者になんて嘘でもなれやしないんだ 君は君でいい


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