にっちもさっちもいかない時
にっちもさっちもいかない時
ニッチを察知して僕等 薄汚れた
ドブネズミみたいに生きて行くの?
違うでしょ 思い出して輝いていた頃の事
今輝いているのならば星の様に益々輝いて
こんがらがって訳も分からず逃げ出してしまう
そう言う時もあるよね 誰かに相談しようと思えど
相手が居ないんです みんな そういう だけど
僕ですら父と言う人がいて その一人だけだよ
それでも 悩みが軽くなり涙零れる事もある
親し過ぎると言うのはほんのちょっとずれただけで
ムカつくんだ だから適切な距離を見つけなさい
もう大人だろ?いつかは子供の頃受けた恩は
出来るだけ返しておきたい
そう 僕等は一人で生きてきた訳じゃない
みんな一人で生きて来たみたいな顔するけれど
赤ちゃんの頃はママのオッパイを吸って
お風呂にも入れてもらい抱っこして貰って
はいはい出来る様になったら破顏されて
いずれ高い高いやキャッチボールとかして
覚えてないだけで両親ってそういう物
にっちもさっちもいかない時は思い出して下さい
貴方の幸せを誰よりも祈っている 祈っていた両親から産まれた事
それと同時に呪いも産まれたのだけれど それは仕方のない偶然で
もう今更後戻りできないのならばどんな人でも愛せるように努めよう
みんないつか同じ所に行くのだから
にっちもさっちもいかないようでも足掻く事 それが人間らしい事




