進化というのは君達への餞なんだ
冷たい風が吹き抜ける
断崖絶壁に立たされて
突き落とされる様な不安感に
襲われる
涙の価値は誰の物だって等しいさ
愛する物を失う事 それがトリガーで
引き金を引いて 全てから逃げ出そうと思えども
無残さを見てきてしまった
強い人でも弱い 人間は両価性
常にアンビバレンツに支配される
けれどそれこそが人の真の姿
ロダンの考える人の苦悩の表情を見よ
僕等は笑い合えたらいいよね
悲しい出来事ばかり起こってしまって
歳を重ねる毎に 悪い知らせばかりで
夢は悪夢で長生きしても良い事なんて無いのかも
だけどフォーチュンルーレットは
人がこの世に生を受けた時から回り続ける
全くの偶然のこの命を 真剣に思え
苦悩の中にしか答えが無いのならば
僕は血塗れになったこの両手を伸ばして
引き摺り出して この野郎と殴ってみたい
人は一人になっちゃダメだよ
友達を大事にしてね 決して一人じゃないよ
孤独感を感じるのは 親密感がかつてあったから
年々薄れて行く記憶の中に愛された歴史があるなら
僕はそれを本にして 世界中の皆に届けよう
愛だけが 自分も世界すら救う力だ
形はいっぱいあるけれど
偶像の中に創造を思うなんて無理な事
ただ噛み締めろ 実感せよ
決して諦めないで 最期の時まで
塩を舐めさせられるような人生でも
死を神に強要されるような人生でも
人生はダイス
出した目の数しか進めないんだ
大人になるずるい近道は無いよ
君が死を思っている時僕は笑っていたくないから
周りを不快にさせても眦を決して下げたりしない
絶対 絶対 守ってあげたい君の事
無力だけど 手を繋いでもいいでしょうか?
人間は汚い 他の動物はそう言う概念は無い
人間だけだ 恥じたり自省したりするのは
全ては海に繋がっているから あの月を見て涙しないで
側に居るよ いつでも 例え姿が見えなくても
人は人を思う それが争いを生むとしても 決して逃げるな
使い古された言葉でもいい 伝えて
悩み苦しみ続ける全ての人々に
僕も含めて 一つになれればいいね
頭を抱えて悩んでいた
確かな物なんて 一生では短すぎて 悲し過ぎて
拾い上げる事は出来ないかも知れないけれど
それも人生なんだ LINEで繋がっている若人よ
やりたい事を思う存分やるんだ 進化と言う言葉は
君達への餞なんだ




