表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of Poetry Evolve   作者: 敬愛
POWER OF LOVE
15/900

進化というのは君達への餞なんだ

冷たい風が吹き抜ける

断崖絶壁に立たされて

突き落とされる様な不安感に

襲われる


涙の価値は誰の物だって等しいさ

愛する物を失う事 それがトリガーで

引き金を引いて 全てから逃げ出そうと思えども


無残さを見てきてしまった

強い人でも弱い 人間は両価性

常にアンビバレンツに支配される


けれどそれこそが人の真の姿

ロダンの考える人の苦悩の表情を見よ


僕等は笑い合えたらいいよね

悲しい出来事ばかり起こってしまって

歳を重ねる毎に 悪い知らせばかりで

夢は悪夢で長生きしても良い事なんて無いのかも


だけどフォーチュンルーレットは

人がこの世に生を受けた時から回り続ける


全くの偶然のこの命を 真剣に思え

苦悩の中にしか答えが無いのならば

僕は血塗れになったこの両手を伸ばして

引き摺り出して この野郎と殴ってみたい


人は一人になっちゃダメだよ

友達を大事にしてね 決して一人じゃないよ


孤独感を感じるのは 親密感がかつてあったから

年々薄れて行く記憶の中に愛された歴史があるなら

僕はそれを本にして 世界中の皆に届けよう


愛だけが 自分も世界すら救う力だ

形はいっぱいあるけれど

偶像の中に創造を思うなんて無理な事

ただ噛み締めろ 実感せよ


決して諦めないで 最期の時まで

塩を舐めさせられるような人生でも

死を神に強要されるような人生でも


人生はダイス

出した目の数しか進めないんだ

大人になるずるい近道は無いよ


君が死を思っている時僕は笑っていたくないから

周りを不快にさせてもまなじりを決して下げたりしない


絶対 絶対 守ってあげたい君の事

無力だけど 手を繋いでもいいでしょうか?


人間は汚い 他の動物はそう言う概念は無い

人間だけだ 恥じたり自省したりするのは


全ては海に繋がっているから あの月を見て涙しないで

側に居るよ いつでも 例え姿が見えなくても

人は人を思う それが争いを生むとしても 決して逃げるな


使い古された言葉でもいい 伝えて 

悩み苦しみ続ける全ての人々に


僕も含めて 一つになれればいいね 

頭を抱えて悩んでいた

確かな物なんて 一生では短すぎて 悲し過ぎて

拾い上げる事は出来ないかも知れないけれど


それも人生なんだ LINE(せん)で繋がっている若人よ

やりたい事を思う存分やるんだ 進化と言う言葉は


君達への餞なんだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ