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翌日、朝。牧歌部、ダンジョントレーニング決行日。

教室に入った光太郎は、まずソニアの席に向かった。

「お、おはよう」

「…おはよう」

ソニアは頬杖をつきながら答えた。

「いよいよ、今日だね…」

光太郎はかちこちに固まった所作で、頭を掻いた。

「…そうね。てか緊張しすぎ、キモ」

「我ながらビビりだと思う」

ソニアは大きくため息を吐いた。

 「先輩も大丈夫だって言ってるんだから、もっちょとしっかりしなさいよね」

 「わ、わかってる」

光太郎はそう言って、自分の席に向かった。

その歩き方は、ちぐはぐだった。


放課後、光太郎とソニアは部室へと向かった。

二人のいでたちは体操着だった。

部室に入った二人を梨宇洲は笑顔で迎えた。

梨宇洲は二人の服装を見て、

「あぁ、着替えてきたんだ。そうだね汚れるかもしれないからねぇ」

そういう梨宇洲の服装は、普段の制服だった。

「私は後衛だし、ソーサラーだから、いつも制服でダンジョンに行くんだ」

「そうなんですか」

答えた光太郎の声は固かった。

梨宇洲は光太郎に歩み寄って、背中をバンバンと叩く。

「いてっ!」

「あんちゃん、緊張しなさんな。お姉さんがついてるから」

「は、はぁ」

光太郎は背中をさすりながら答えた。

「ソニアちゃんもついてるからね」

そう言って梨宇洲はソニアにウィンクした。

ソニアはぷいっと顔を背けた。

 光太郎はロッカーからスティールソードを取り出すと、腰に装着した。

 ソニアも同じく、短剣を腰につけた。

 梨宇洲は、魔術師らしく、先端に紫色の丸い石がついたロッドを持った。

 梨宇洲が先陣を切って、

「それじゃダンジョン棟に出発」

と、ロッドを高く掲げた。



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