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むくなるやいば

いちおう年内更新果たせました。お待たせしました。


――ばさり、と服が落ちた。














『マ、ユ?』

聴こえたのは、誰かの声。

それは平坦な、平坦すぎる声。


「そ、そんな……」

誰かの声が聞こえる。



服が墜ちた所には、なにもない。

『――あ』

朝起きれないオレを起こしに来てくれるマユ

朝食を作ってくれる、エプロン姿のマユ

陸上コースをきれいなフォームで疾走するマユ


脳裏にそんな記憶が浮かぶ。


『――あ、ああ』

時には叱って/怒ってくれるマユ。

間違っていると思ったら、はっきりと云ってきた。

時にはしばらく口を利かないこともあった。


――そこには誰もいない。


 取り乱したかのような声が聞こえる。

「うそ……そんな……うそよ……」


――たしかに、そこには”彼女”がいた。見ていたのだ、間違いがない。


『――あ、あ゛あ゛』

一緒に宿題をするマユ

夏のプールで笑うマユ

自治会のお祭り。

浴衣姿ではしゃぎながらわたあめをちぎって口に放り込んでくるマユ


――なによりも



 慄く少女の声が聞こえる

「わたくしの矢が……そんな、まさか」


『――あ、あ゛あ゛ぎぎあ゛あ゛』

小山の上にある神社。

夏の夜空に浮かぶ大輪の花火をみながら――そっと手をつなぐ

耳まで真っ赤になった彼女

夜の闇にまぎれてわからないと思っていただろうけど、自分だってそうだったから


――この胸の奥に開いたまっくろな穴が


『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!!!!!』

gいgいgちgちGい……

――ちかくで、なにかがきしむ音がする。


 ありえないことが起き、混乱する少女の声が聞こえる。

まさか(・・・)反射する(・・・・)なんて(・・・)!!!!」


――底のない、暗く淀むそれから聞こえる、きしむ音。



 罪を告げる少女の声が聞こえる

「そんな、わたくしの矢が、反射されて――」









「マユさまを、貫くなんてっ!!!!!」

悲哀が込められた少女の絶叫


るaあRAaAああ゛――

どこからか、獣の遠吠のような声。


――それは、彼女を失くした喪失を埋めようとしている、心の悲鳴



ああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!


――自分(勇者)の声だった。


轟爆。大地が捲れる。勇者騎の超加速踏込。

残像すら無く、音は後に残して。


『マ・ユ・に!!!!』


巨剣を大上段に構えた勇者騎が瞬きよりもはやく黒い少女の前に居た。

いまさら生じた超音速衝撃波が、烈風(ジェットストリーム)となってなにもかも噴き飛ばしてしく。


『なにをしたああああああっ!!!!!』


獣の咆哮を上げて、陽光のように焔える巨剣を鉄鎚のごとく叩きつけた

轟曝音。地が音もなく爆砕する。斬撃の余波だけで、水平線の彼方まで。


「防御魔法!!」小隊長が絶叫

「うわぁあああっ!!!」「ぎゃああぁああっ!」

帝国魔法騎士たちが吹っ飛ばされ、宙を舞う。

「退避!! 全力で退避しろぉおお!!」

 土砂で視界が無くなる中、叫びながら率先して勇者騎の後方に回り込もうとする。


超音速衝撃波が捲りあげた大地が崩壊、膨大な土煙が巻き上がり、視界を埋め尽くす。



おさまっていく土煙の向こう側


『っ!!』

黒い少女が、立っていた。

そのすぐ脇に落ちた巨剣が大地を割り深い谷を刻んでいる。

外れた――違う、彼女は剣を裏拳ひとつで弾いただけ。

泡立つ白濁空気、土煙で曇る空、吹き飛んだ森、砕けた大地の上で――不敵な微笑(アルカイックスマイル)すら浮かべて。


『てめぇええええっ!! 笑ってんじゃねぇっ!!!』

数十条の対人レーザーが乱射される。連続レーザー群が黒い少女を貫く。空間を縦横無尽に刻み尽す。

だが、無傷。

命中しているのに命中していない。等位相連続光は、ただただただ空間を、地を抉って融解させていく。マグマのごとく融けた大地は地獄の様相を見せているというのに、傷一つつかない黒い少女。


もはや言葉すらも惜しい。

ユウキの意思と同時、背面武装ラックより主砲展開


203mm71口径重力加速式レールガン。重力制御による弾頭初速は光速の80パーセント超。

その圧倒的な速度と極大化した質量で目標を叩き潰す対宇宙航行艦用質量砲填兵器。その一撃は、直径数十キロの小惑星を弾き砕く、対人には強力過ぎる威力。

鶏を裂くのに重力子剣をもってするのに近しい。つまり存在した痕跡すら残らない。


重力制御機関稼働率120%、衝撃弾頭装填、チャンバー内重力定数7100G、砲身展開、固定。最高威力最大加速設定――

瞬時に展開稼働開始撃発準備完了、砲口は黒い少女へと照準。

マユの仇――ひとかけらの躊躇もなく即座に引き金を引く。



生じた閃光よりも(・・・)速く射出される対事象制御弾(対PXF弾)

だが少女は反応(・・・・・)/亜光速を超える初速の扁平弾を、拳でぶち抜いた。

ぶち割られた砲弾が後方に着弾、大轟音とともに大地に深い谷を刻む。


いつ跳んだのか、勇者騎が間合いを取っていた。


『うぉおおおおおおっ!!!!!』


咆哮に込めた”正しき怒り”。

その意思に勇者騎は応じる。支援艦より送り込まれる莫大なエネルギーをも増幅させる星力転換炉(ジオドライブ)


かつて、汎銀河連盟および銀河超帝国艦隊と敵に回して戦った旧地球人類最強の兵器、その戦闘全開稼働。

空間衝撃音を置き去りにし、金色の彗星が地上に出現する。

その一足は、光を超え。その一刀打ち(ひとうち)は、星を断つ。

星をも割断する一刀一撃――だから(・・・)黒い少女は片手で受け止めた。

業火爆。空間構造が爆砕し、鋭い余波が大地を割るがごとく谷を刻む。


掴まれたと知覚した瞬間、須臾置かずユウキは退き/駈けた。

それは、勇者の肉体反応速度をはるかに超えていた。

慣性を無視した超音速起動。あらゆる抵抗を物理演算で打消し/無視して、弧の最短距離を瞬間移動して剣を薙ぐ。

単分子一体成型の巨大剣。

相転移炉と直結した専用時空間制御機関により流動時空間領域を展開する刀身は事象制御を受け付けない。

欠けず、曲がらず、折れず。

破壊するには鏡像反物質による対消滅以外になく、鏡像反物質生成技術を逸失(ロスト)したこの星では、まさに不壊の断剣――水晶を叩いたような甲高い音が響き、大地が爆発する。音速の300倍以上で奮われた剣、その余波だけで大地を抉り引き剥がしながらふっとばす。余波で地形を変える――それとて、かの人形騎士にすれば児戯にも等しく。まさに伝説の巨人騎士たる圧倒的なパワー。魔装騎士とて一撃で粉砕する斬撃を――黒い少女はいと容易く受け止めていた。

刃を肘と膝で挟み込み、そのまま肢を落す(・・)

震脚轟音。


地面が小さなアシガタに陥没、澄んだ壊音――不壊の刀身(単分子刀身)砕けた(・・・)

力の流れを捻じ曲げられた勇者騎が姿勢を崩す。ユウキが反応できていないため自動姿勢制御、脛を地に滑らして慣性を殺す。

地を這うような低姿勢、胴部が少女に触れんばかりに流れ――黒い少女が、その細い脚を打ち上げた。

生身の少女の蹴り上げなぞ、勇者騎の質量の前には無力、だというのに、不可解な衝撃(インパクト)

姿勢補正に入る寸前、極限の一瞬において、少女の蹴り脚が変化する(・・・・)

大地が軋む踏込音。横払い蹴り。

絶技でない、だが遥かに超えた、ただ力任せの(・・・・)蹴りが、巨体を吹っ飛ばす。

盛大に土煙をまき散らしながら大地を転がっていく。


それを見遣りながら彼女が歩き出す。

歩きながら掌を自分の薄い胸に置き――ぐじゅりと埋め込んだ(・・・・・)


創造/想像/創像するは刀――一生をかけて修めようとした、幼き理想の象徴


泥沼に沈むように胸の中に腕が呑み込まれていく。

顔色一つ変えず、血の一滴すらもこぼれない。彼女は、もはや普通の人体構造をしていなかった。


それも当然のこと。


彼女は、出来ると決めたならば、必ず出来る。そういうなにか(・・・)へ変容していた。



それ(・・)を肉の内より引きずり出す。

ぬらりと現れるは、鮮やかな漆黒をした刀。


決して大きくはない。

二尺三寸、刃紋はなく、反りはほとんどなく、優美でもない。

ただ磨りあげられた刃そのものの、無骨な刀。

それは魂に刻まれた、彼女自身。

あらゆるものによって鍛え上げられ磨き上げられた。理不尽によって鍛えに鍛え、磨りに磨りあげられた、名を失くした少女そのもの。

ゆえにこの世にただ一振り。

その銘を名づけるならば――”この世界全てへの憎悪”。



身の内より引きずり出した刀を血振りし、構えるでもなくただ持って。

周りを見ることもなく、ただ向かっていく――勇者騎へ。


ゆるりと踏み込む。数十メートルをただの一歩で無とし、剣をふわりと揮った。



ユウキの視界が盛大にぶれ、さらには数千にも及ぶ警告が埋め尽くす。

完全遮蔽された操縦室内で、ユウキは激しく掻き回された。

二次装甲重大損傷なし、各部に激烈な異常振動、慣性性よ原因不明、対処開始、一部運動機能に制限……

ただ一振りが数千におよぶ打撃と認識されていた。


とっさに左腕を、迫る黒い少女へ勢いよく振り向けた。

――”護りの左掌”

瞬時展開される光の障壁。八角形に具現化した物理障壁。物理法則を改ざんし、莫大なエネルギーを固体化した物理障壁。

それは熱核兵器がただの一点に集中しても傷一つすらつかないこの世で最も堅固な壁(ジェリコ)


幾重にも重ねた防護壁を、踏込んだ少女がただの一刀で十八枚を斬り裂き、返す刀で三十六枚を叩き斬る。

光の壁が十重二十重どころか百を超えて重ねる。

百四十四重ねでもまだ、ただの一刀。

ことごとく一刀で斬りながらなおも迫る。

勇者騎が秒間一那由多を超える物理演算。重力障壁とエネルギー障壁を多層にして空間構造を改変、幾何級数的に重ねて、黒い少女の周囲を覆い尽くす。

重ねられた障壁がまばゆい白のドームと化した。内より響く、破硝音。

彼女が揮う剣戟音。なおも続く戟音。破られてはいないが、それも何時までもつか。だが、ユウキには突破させる気はない。

『無限重力よ!!!』

重力制御テラグラビトン(一千万G)

地上に暗黒重力源(ブラックホール)が出現する。

それは光をも捉えて潰す絶対の檻。何者にもその事象境界線を越えること能わず――なのに、いとたやすく切先が貫き空間ごと切り開く。そうして、現れるのは黒い少女。


だめだだめだだめだ。これじゃぁ、だめだ。


驚愕する余裕すら失ってユウキは焦る。

超速の踏み潰し。重力障壁を展開して少女を閉じ込め、それごと踏み潰す。

彼女はくるりと身を回しながら障壁を切り払い、二次装甲を障壁ごとがりがり(・・・・)削って(・・・)みせる。


ユウキは射出した鉄鎚を掴み、叩きつける。

それすらもあざ笑うかのように柄に手をかけてくるりと回避して身軽に跳び越える。空中のそれをめがけて対人レーザーで狙撃するが、あろうことか空中のレーザーを踏み台にして宙を舞い、亜光速弾を避け切り払う。

レーザー、主砲、対人散弾、エネルギー衝撃波と目まぐるしく攻撃を繰り出していく。

そのことごとくが、届いていない。

目まぐるしく動く計器表示、損傷警告、修復情報、照準輝線、補正、運動予測、ありとあらゆる情報がスクリーン上にぶちまけられる。

人間の限界を超えた情報量。だが、彼は苦も無くそれらすべてを理解する。

ゆえに、わかってしまう。


だめだだめだだめだ、これじゃだめだ。どうしてなぜどうしてなぜ。この最強兵器でもまだ足りない届かない。――アレを**セなイ。まユのカTAきがトれなイ。

どウするどうすればイい。

ぜったいになにがあってもあれをコ*す。

デモ足りない。力が足りない。


ただの一刀をもった黒い少女が、勇者騎を追い詰めていく。

主砲、レーザーを見切り、斬り払い、対人散弾を叩き潰し、恒星焔(太陽フレア)を吹き飛ばす広範囲エネルギー衝撃波を身体振動衝撃波(ボディソニック)で相殺する。

一歩一歩、近づいていく。


圧倒的と云うのもおこがましいまでの戦力差があるはずだった。星を砕く機神(バケモノ)が、ひとりの少女ごときに追い詰められていた。


これじゃ届かないコレじゃ届かないこれじゃ届かないこれではあれをコロセナイ――届く手段を、あれをコ*せるものを、絶対にコ*すものが欲シい――――


多連装レーザー掃射に爆雷を織り交ぜた爆砕攻撃。そんなものは意味がないとばかりに爆炎を突き抜けてくるマユのカタキ。


アレを**す力が欲しいアレを**す力が欲しいアレを**す力が欲しいアレ欲しい



右腕部偽装装甲の爆発散弾(ショットブラスタ)を至近で起爆――その爆発を後方に置き去りにして腕を駈け上り、刺突の構えで頭部を狙う。腕を振って叩き落とし、肩部装甲内の対人レーザーを掃射


アレをぶ**ロす力を――


ひたむきに純粋に無垢なまでに力を請い願う


莫大な思考の奔流(それしか考えられない)渦巻く中で、なにかが割れる(天啓降臨)


――足リなケれバ、他かラ持っテくれバ


巨体が舞い跳び、大きく距離を取った。

置き土産で大量の”自律機動機雷(時空間破砕型)”をまき散らして一斉起爆。

黒い少女は一度引いた。

時空間構造体再構築に気を取られて。


『うぉおおおおおおおっ!!!!』

咆える。応えるかのように勇者騎もまた咆える。ユウキの感情の高まりに呼応するかのように、背から激しく噴出する黄金の粒子。


それは大気圏を貫く黄金色の巨大な翼のように。

上空に浮かぶ巨大な双胴艦もまた黄金色の粒子を噴出し、それは捩れた円環を形成して太陽のごとく輝く。

黄金の焔を纏い輝く黄金の巨人。それはまさに太陽神の化身、この世界を守護する最強の勇者にふさわしい。


勇者ユウキは、その権能を持って請い願う。


――アレを絶対にコロせる力を!

知らぬはずのそれを召ぶ(よぶ)

かたわらの緋色をした聖剣の内に、多色光が激しく明滅する。














重力子反応 有

概念偏向反応 有

時空間制御反応 有

人類意思母体反応 無

…有…有…無……


数千項目における最優先目標判定。

その全てが其れの再顕現を示した。再演算、別人工知能による判定、人工無能による判定etcetc……数万超のあらゆる方法による判定演算

結果、地球を、人類を延々と見守ってきた人工知能群は最優先目標を確認したと判定。


提案:全戦力を持って、殲滅を指令

了承:全戦力を持って、殲滅を許可

了承:全戦力を持って、殲滅を許可

……

全ての最終判定機関が了承。互いに決定の論理を再演算。計算結果の誤差が無きことを確認。

それは、封印・殲滅すべきもの。人類史に残してはならない忌むべきもの。

ゆえに全ての制限解除――いかなる手段をもってしても、それを排除せよ。

排除が不可能と判断された場合、最終手段『恒星系連鎖崩壊連環』の使用許可









『――来いっ、”|全てを救う勇者の従士たち《ALL or Nothing》よ”!!!!!』


天地が悲鳴をあげて鳴動する。

そしてありえない光景を目にする。



「”第二の月(アルテミスの首飾り)”が……!!」

 生き残っている帝国騎士がそれきに気づきあぜんとする。


昼の天空に突如真円の銀月が出現していた。ありえない。夜に輝く月が昼に現れるなど。それは天地が転倒しようともありえない事態が、起きていた。


銀月の表面に奇怪な線が縦横無尽に迸り、鳴動しながらゆっくりと割れていく(トランスフォーム)

出来た狭間に膨大な紫電が奔り、中心の小さな光球(中心時空回廊)を取り巻く雷光の渦がさらに激しく踊り狂う。


天空のはるか上方、月周回軌道上に秘されていた準惑星級監獄要塞”ヴォーバル・アルカトラズ”が、史上初めて地上人の前にその姿を晒した。あってはならない事態。それは、旧地球人類の最高最悪の罪の証、銀河に在る生命体全てに対する絶対の裏切、永久永劫の罪人を繋ぐ天の牢。


第一の欠け月()”に匹敵する巨大要塞が稼働開始する。その空前絶後計測不能出力のヒトガタ無制限動力炉(・・・・・)へ、”それら”が直結される。


凶獣たちが咆哮をあげる。(稼働制限)は解き放たれた――。


――同時、地上において東西南北の方角、何も無き(くう)が、断絶の絶叫とともにひしゃげていく。

天と地の狭間を切り裂くように一直線に黒き光の線が疾る。青空に浮かぶ叢雲のごとくゆらぎ――突如、閃光を発する。

焔光が噴火のごとく溢れ出す四つの大扉(・・)開き(・・)、神威の稲光を纏う巨大な人影(それ)



四重連奏の女幽霊(バンシー)の哭き声のような甲高い音が轟く。


――それは正しく神話の光景。

召喚に応じ、現れたは雷光と焔雲を纏いし”四の巨人”。


東に現れたは、そびえ立つ双塔のような長砲身砲をを背負う翡翠色の巨大な人形騎士(シルエット)”我が砲撃に砕けぬもの無し”――“砲神”ジェイドブルー・ムーンストライク・オブ・デーモン。


西に現れたは、自分自身よりも大きい巨大銃と多連装銃二基を携えた橙色の巨大な人形騎士(シルエット)”我が銃弾に撃ち抜けぬもの無し”――“銃神”エキセントリックオレンジ・ビッグガンパレード・オブ・ドラゴン。


南に現れたは、巨大な青竜刀を持ち、古今東西の巨大な剣戟群を背負う総紅色の人形騎士(シルエット)”我が一打に潰せぬもの無し”――“戟神”ブラッド・ブラッド・クリムゾン・シー・オブ・テンプル。


そして北に現れたは、この世界で最も知られている漆黒の人形騎士(シルエット)

両腕に双刀を構えて広げる濡羽色の人形騎士“我が双刀に斬れぬもの無し”――“剣神”ブラック・ウィドー・オブ・デッドエンド


其は、古代から現世にまで数千年にわたる人類史上最強の戦力、この世全ての善悪を超越せし伝説の()機神。

遥か古の人類が遺せし最強兵器が戦場に舞い降りた。















――絶望的な戦いが、始まる。




しまつた。コロせてない!!


それはともかく、区切りが良いので今回はここまで。

次回はこんどこそスーパーロボット戦!


たぶんあと二話でこの話も終了。長かったなぁ……

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