表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/25

第4話

  

 酒屋の主人は、1番上の棚にあった酒を手に取って、俺に見せた。

 「それください」

 「はい、かしこまりました」

 酒場の主人は、酒をビニール袋に入れた。

 「はい、115ペゾになります」

 俺は、115ペゾを酒屋の主人に渡した。

 「まいどありがとうございます」

 俺は、酒を手に取ると、店の出口に向かって歩く。

 「あっ、ちょっと待って。僕も、お酒を買うから」

 フローラは、俺の顔を見て、ひどくあわてた声で言った。

 「そこにある、オレンジ酒をください」

 フローラは、真ん中の棚にある酒を指さして言った。

 「ああっ、これのことですね」

 酒屋の主人は、酒のビンを手に取って言った。

 「78ぺゾになります」

 フローラは、酒屋の主人にお金を渡した。

 「ありがとうございます」

 俺とフローラは、酒屋から出た。

 「なあ、フローラ。そのオレンジ酒は、どうして買ったの?」

 「このオレンジ酒は、マルヤムのために、マルヤムはオレンジ酒が大好きだから」

 マルヤムの奴は、オレンジ酒が好きだったのか・・・。俺は、マルヤムは、酒が飲

 めなさそうだとおもっていたから、フローラのオレンジ酒がすきだという話は、少々

 意外に感じた。

  

 「さあ、みんな乗って」

 マルヤムは、三菱のパジェロの運転手席から身を乗り出して言った。

 「うんと、僕からさきに乗っていいかな?」

 フローラは、俺とアリーの顔を見て言った。

 「いいよ」

 「いいけど」

 「じゃ、お先に失礼させてもらうよ」

 フローラは、三菱のパジェロの中に乗りこんだ。

 

  

 

 

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ