1話:有馬 宏継と金田 まい
この世界では、時が2500年で人間が大規模な戦争を起こしたせいで終戦直後の地上は生物が住めないほど荒廃してしまい、人間は地上に再度、住めるようになるまで地下でコールドスリープに入っていました。
その頃、地上では指揮を下している「アンドロイド」の元「クローン」達がタイムトラベルとパラレルワールドの移動を行い、観測や観察や記録を行い、戦後の復興を行なっています。
正午前の晴れた街中に二人の少年と少女が立ち話をしています。
少年の名前は、有馬 宏継。
少女の名前は、金田 まい
どちらもクローンの個体である。
金田(ホログラムスクリーンを操作しながら):「ねぇ有馬君、新しいモール街がオープンしたって言うから、そこに二人で買い物でも行かない。」
有馬(無表情に言うように):「なんで...僕たちはクローンで、この世界では最底辺の存在だろ。」
金田:「いいじゃん。買い物ぐらい。そのくらいの事はしていいはずだよ、それとも、買い物が嫌なの」と言います。
有馬:「嫌じゃないけどさぁ...ただ、買い物の時間に意味が見いだせないだけだ。」
金田(前かがみになって笑いながら):「そしたらさぁ、買い物の時間も観察の時間として見ればいいんじゃない」
有馬(呆れたように):「買い物の時間を観察かぁ...」
金田:「そう、買い物の時間を観察するの、それに、今日は新しいモール街がオープンするんだし、観察するのにちょうどいいんじゃない?」
有馬(額に手を当てながら):「そうだな...にしても、君には勝てないなぁ」
金田(勝ち誇ったような笑顔で):「へへ~ん、そうでしょう。」
そして、有馬は金田の買い物に付き合うのだった。
金田(無邪気な笑顔で):「ここが新しくできたモール街よ~」
有馬(目を細めて):「ふーん、案外、普通なんだ。」
金田(笑いながらもムッとして):「なによ...も〜」
二人はショッピングモールを散策します。
最初はサイバーファッションやテックウェアが売ってある店です。
金田(新しい洋服を試着した後):「ねぇ有馬君、この洋服、似合っているかな」
有馬(少し驚いた後に低い声で):「お前、どういった基準で選んだ...」
金田(無邪気に笑いながら):「え~っとね~、まっ面白いから」
有馬(呆れて):「面白いって...明らかに機能低下してるぞ...」
金田(何食わぬ顔で):「いいじゃんいいじゃん、そんなの気にしないの」
有馬(ホログラムメガネに手をかけて):「いろいろ突っ込みたいが...それは購入するのか...」
金田(満面の笑みで):「も~ちろ~ん(^^)」
有馬(眉間を掴みながら):「はぁ~」
金田(魔女姿のまま):「さぁ~有馬君、次の店行こう♪」
有馬(顔を下にして):「なぁ、もしかしてだけど、その格好のまま次に行こうっていうんじゃないよな...」
金田(無邪気に):「何言っているの、この格好で行くに決まってるじゃん」
有馬(呆れて):「やっぱりか...」
金田(笑いながら):「さ~、次は古い道具〜新しい道具までを取り扱っている店にいくわよ~」
と言うと、金田は有馬に「あっ、あっちに面白い観測対象があるよ」と言って、有馬が振り返った隙に有馬の靴にロケットブースターを取り付けた後にその安全ピンを抜き、有馬は勢い良く発進しました。
そして、金田は自身の靴を魔改造してスクリーンを出して操作すると、光速並みに走り出しました。
※通常なら10分で到着するはずの次の店に10秒もかからずに到着してしまいました。
有馬(両手を挙げる):「ぎゃ〜」→店に突撃して止まる。
金田は止まり方を知っていたので、事前に止まることができ、目的の店に突撃した有馬に向かって
金田(楽しそうに):「ね〜っ、面白かったでしょ」
有馬(キレ気味に):「どこがだ...何、人の靴に取り付けてるんだ。このサイ娘が...」
金田(店を見ながら有馬の話を遮るように):「にしても、話しではかなり離れてるって聞いたけど、意外と近かったね〜」
有馬(肩を落として):「お前、人の話をな...」
と話していると、金田が一人で勝手に店の中にウキウキしながら入って行きます。
金田(後ろにいる、有馬を振り返りながら):「有馬君、速くしないとおいてっちゃうよ〜」
有馬(片手で顔を抱えて):ため息
二人は店の中に入って、色々な小道具を見ていると金田が白いひげと白髪とたくましい体の店員と有馬の会話が始めります。
金田:「すみませ〜ん、ここに魔女の杖は置いてありますか〜」
有馬(俯きながら):「お前なぁ、そんなの置いてあるわけないだろ、ただでさえ、その格好、目立ってるのに」
RK1(淡々と):「あるよ。魔女の杖。けど、お嬢ちゃん...相当物好きだね...」
金田(飛び跳ねながら):「そうでしょう(^^)」
有馬(肩を落として):「は~っ、店員さん...こいつは物好きじゃなくて...常識外のマニアです。」
RK1(笑顔):「そうなのか。」
金田(スクリーンを出して):「店員さ~ん、この杖購入しま~す(^^)」と即購入します。
RK1...困惑した後に「ありがとうな」
有馬(呆れて):「お前なぁ...」
金田(何も無かったかのような満面の笑みで):「さぁ、次の店に行こう、有馬君」
有馬(肩を落として):「またか...」
金田(満面の笑み):「有馬君、ちょっとこっちに来て。」
と言った後に、金田 まいは、有馬 宏継の手を取り、強引に外に連れ出すと、金田は「よし、ここでいいかなぁ~」と笑って言った後に、有馬の後ろから思いっきり、巨大なホログラムハンマーで有馬を吹き飛ばしました。
そして、金田はRK1に向かって「ありがとうね」と言った後に、ホログラムスクリーンを起動後にスクリーンに向かって文字を打って、目的の店にワープしました。
RK1は笑っていますが、少し寂し気に「最近の若い子は...けど、動けるだけ幸せかのぉ」
その頃、金田に吹き飛ばされた、有馬は空中で「ふざけんなぁーーー」と言った後に、金田が目的としていた店に屋根から中にまた...突撃しました。
その後に、金田が姿を現して、有馬に向かって「有馬君、空の旅はどうだった~」と聞きます。
それに対して、有馬が床に頭が突っ込んだ状態で「はぁっ...この状況で楽しいって答えるやつがいるのかよ」と低い声で言います。
しかし、床に頭が突っ込んでいるせいで、金田には「#!"..."$楽し&......#の!"」と聞こえたために、金田は「良かったね~」と言います。
有馬は怒り気味に「#%が!」言った後に、金田と有馬のやり取りが続きます
金田(笑いながら):「助けてほしいの?そしたら、ブラックホールでも召喚しようか?」
有馬(固まった後に):「お前、物理法則というもの知っている?」
金田(笑顔で):「知ってる!!知ってる〜...3か月で恋が冷めるっていう奴だよね~」
有馬(固まる):「(えっ...何それ、そもそも物理法則って何????)」※心の声
すると、有馬が困惑で固まっているうちに、店主が有馬に
店主(慌てて):「おっ、お客さん、どうされたんですか」
そう言った後に店主が有馬を助け出します。
有馬(席をしながら)「ごほごほ、あっ、ありがとうございます。」
セアラ(キョロキョロしながら):「いっ、一体何があったんですか...いきなり屋根から勢いよくミサイルのように降ってきて?」
有馬(金田を見つめながら):「そこの変態魔女にふっ飛ばされてきたんだよ。」
セアラ(きょとんとして):「????...あ、あの、お客さん(有馬)、病院に一緒に行きましょうか?」
有馬(思いっきり目を見開いて):「はぁー!!、何で」
セアラ(おどおど):「だっ、だって、ここにはお客さん一人しかいないですから…」
有馬:変態魔女がそこにいるだろ!
金田(笑顔で):「ざ〜んね〜ん、今の私は、この服のお陰で君以外には見えないんだよ〜」
有馬:「便利だな~、その服」
金田(テンション高く):「そうでしょう」
有馬(肩を落として):「良いから、その機能を切って、この人にも見えるようにしたらどうだ?」
金田(即答):「そうね....この後、お茶したいし。」
と言った後に、周りに見えない機能を切り、姿を現します。
セアラ(後ろに傾く):「ひ...な、何もに所から人が出てきた!!」
しばらく、セアラが硬直していると
金田(笑いながら):「面白いリアクションありがとうね(^^)」
有馬(手を額に乗せながら):「すみません、この子、最新式の服でちょっかい出してふざけているだけです。」とセアラに向かって、金田を指さしながら言います
セアラ(戸惑いながら):「そ、そうですか...それより、コーヒーでも飲みませんか?」と金田と有馬に聞いた後に有馬が「この状況でか...」と言いますが、金田が「良いじゃない、座ろうよ~」と言います。
有馬(ため息交じりに):「仕方無い」と言って金田と一緒に席に着きます。
セアラ:「の...飲み物はどうしますか?」
有馬(頬を手を当てて):「何でも良いよ」
金田(前のめりに机を勢いよく叩いて):「え〜、本気で言ってるの!?」
金田(セアラを見つめながら):「私はコーヒー、この子には、激辛をどっぷりと淹れて、さらに、鉄を溶かした奴を淹れてもらえますか」
セアラ(青ざめて):「お...お客さん...本気で言ってるの!?...だとしたら...うちには無いよ...それどころか...世界のどこを探しても...」
金田(笑いながら有馬を軽く指差して):「良いの、良いの、この子には良い薬になると思うから」と言った後に珈琲の入ったカップが二人の元に置かれ、ゆっくりと談笑しながら飲んでいると、金田と同じ容姿の個体(魔女姿では無く、普通のサイバースーツ姿)の女性が入店してくる。
金田:(怒り気味に):「はぁ、あんたね、ネットワークに接続してるんでしょ?」
池田:「はい、してます。」
金田:「そしたら、わざわざ、こっちまで来なくても...呼ばれたらこっちから行ったのに...」
池田(混乱気味):「何度もネットワークで10002号を呼ぼうとしましたが、それでも繋がりませんでした。なので、直々に来ました。」
金田:「え〜、ちょっと待って今からネットワークを検索するから」
実際に金田がネットワークアクセスしてから数分後
金田(赤面):「あ~っ、確かにあんたのシリアルナンバーから私への通信履歴がネットワークに残っているわ。しかも、ちょっと待って...この量って、ストーカ並みじゃ...」
池田:「それでも、出ませんでした。」
金田(青ざめながら):「すみませんでした~_(__)_」
池田:「私は問題ありません。」
その頃、[有馬とセアラ]は[金田と池田]の行動を呆然と見ていた。
話の中で出てきた店員の名前はRK1です。
このアンドロイドは旧型で、初期型のアンドロイドが開発したアンドロイドです。
そして、RK1は主に販売に特化したアンドロイドで、電線が背中に繋がっているのは、電線から命とも言える、電源供給と情報共有を行なっています。
なので、電線に繋がっているので、その場から動くことができません。
金田 まいの服装は主にギャグ寄りにしました。
※これはフィクションです、その為、登場人物は架空の名前です。
※万が一、現実に登場人物や作者名と同じ名前の人物がいた場合は関係がありません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この物語はこのサイトに始めて投稿したものなので、至る所に不自然な箇所があるかも知れませんが、よろしくお願いします。




