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白蘭高校 アイドル科の俺

 主治医によると俺は寮への帰宅途中に、一時停止をサボった一般自動車にサクッと轢かれたらしい。


 しかし、俺を轢いた運転手は一時停止をしなかった割には、轢いた俺を大層心配して直ぐに救急車と警察を呼んでくれたようだ。


 処置が早かったことと、軽度の打ち身とかすり傷で済んだラッキーボーイだった故に命に別状もないようで、後遺症すらも心配しなくていいと太鼓判を押されている。


 慰謝料を含む法的な手続きは、俺が眠っている間にやってきた父親が今も格闘してくれているようだ。


 そのため、俺がやることと言えば、入院中に訪れた刑事さん達に証言するくらい──なのだが。


 此処で問題なのが、生まれて16年間積み立ててきた俺の膨大な記憶が事故の衝撃で何処かへと行ってしまったということだ。


 しかも、恐らくは元々の人格と一緒に行方不明になってしまっている。


 これはただの推測になるが、『俺』は本来ならば今生では覚醒するはずのない存在だったと思う。


『俺』の意識がどうしてこの体で眠っていたのかは分からないが、有力候補になり得そうなのは前世の記憶という所だろうか。


 何故なら、俺には『姫城誠』の記憶は無いが、プリアイをプレイした記憶があるからな。


 そして、ゲームの中に迷い込んだというよりも、姫城誠としてプリアイの世界に転生したと考えた方が令和人の俺にはまだ納得がいく。


 恐らく、交通事故という命を失いかけない大きな衝撃を受けて、『俺』と『姫城 誠』の人格が入れ替わってしまった。


 多重人格者はそれぞれの人格の記憶を所有しないと聞いたことがある。


 そのため、俺が姫城誠の記憶を持っていないのは、人格が違うから覚えていないと考えた方が筋が通っているような気がするのだ。


 ただ、これが無理矢理な仮定だということも理解している。

 一見筋が通っているように見えるが、そもそも論拠すらないもしもの話だしな。


 そんな俺の複雑な裏事情を馬鹿正直に刑事や主治医に相談することは出来ない。


 彼等に話せることは、『姫城誠』としての16年間分の記憶が無いと言うことだけだ。


 医者は俺のこの不可思議な状態に少しばかり悩んだようだったが、頭部MRIで再検査し直して異常がないことを確認してから、『頭部を強打したことによる一時的な健忘症』として診断を下した。


 まだおじいちゃんにもなっていないおじさん主治医も、ここまで深刻な健忘症は初めて診察するのだと言った。


 彼からは注意事項として日常生活を送っている時に違和感を覚えたら直ぐに受診すること、それから記憶を思い出すには長期的なアプローチが必要になる可能性があることを伝えられた。


 俺としても医者の見立ての通りだと思うので、素直に了承する。


 現代の科学を持ってして、何処までこの不可思議な状態を改善出来るのかが分からないが、いざと言う時の駆け込み先がないよりは良いだろう。



 ◇◇◇



 打ち身と擦り傷がすっかり良くなった一週間後が退院だった。


 入院中にこれからの身の振り方等を考えつつも、俺にはその他に重要な問題があった。


 それはトイレやお風呂に設置されている鏡越しに見える人物についてのことだ。


 もっと端的に言えば、鏡を覗き込む顔──つまり俺。


 曇りひとつない鏡の中には、いつも全く見覚えのない白皙(はくせき)の美少年がいるのだ。


 癖のない星屑が流れていそうな眩い銀髪は特殊な髪型をしていて、それが顎まで伸びた姫カットに、襟足を腰まで伸ばして長髪だった。


 どんなファンタジーヘアスタイルだと見る度に思うのだが、この美少年はそれがめちゃくちゃよく似合う。


 ファンタジーなのは凝った髪型だけでは無い。


 目なんて透き通った碧眼で、猫の一種であるラグドールと瓜二つだ。


 鼻も口も小ぶりで、その慎ましさが美少年の浮世離れした雰囲気をますます加速させている。


 そう、姫城誠はとんでもない美少年だったのだ。


 そりゃあ、白蘭高校のアイドル科に在籍するわなと心の底から納得するほどに。


 もしかしたら、誠を轢いた運転手もこの美少年フェイスを見たから通報を決意したんじゃないかと穿(うが)った見方をしてしまうくらいだ。


 ──故意でないとはいえ、加害者からも命を(たす)けずにいられないほどの美少年の身体を入手し、元の人格である姫城誠が行方知らずとなった今。


 果たして、俺はどうやって過ごせばいいのだろうか。


 それが入院中にずっと頭を悩ませていた問題だった。






 退院した俺は入院中に増えた手荷物を抱えて、住居にしている白蘭高校の寮へと戻ってきていた。


 地図アプリを駆使して辿り着いたそこは何処にでもありそうな五階建てのマンションといった風情で、似たような外観をしたマンションが他にも幾つか並んでいる。


 警備員が在住している堅牢な門さえ無ければ、小綺麗な団地といった風情だ。


 生徒証を見せて警備員がいる門をパスし、『B棟』と銘打たれたマンションの中へと入る。


 昼間でも煌々と照らされているエントランスホールで、父親から教えてもらっていたパスワードをオートロックに打ち込む。


 打ち込んだ瞬間、問題なく開いた扉を通り抜けて、迷いなくエレベーターのボタンを押す。


 エレベーターの対面にはレターボックスがあり、長方形に細長いそれは確かに何日分の郵便物を溜め込んでいたら溢れ返りそうだった。


 また、クラスで桜羽にあったらあの時のお礼を言っておかないとな。


 降りてきたエレベーターに乗り込み、三階のボタンを押す。


 姫城誠の部屋は父親からのメールと、持っていたカードキーによれば302号室らしかった。


 改めて手にしているホテルのルームキーのようなカードキーを見下ろす。


 流石、アイドル科と銘打たれた学科の生徒寮なだけはある。

 セキュリティは最新の物を採用しているようだった。


 誰にも遭遇することなく、寧ろ日曜日の真昼間なのに生活音すらしないマンション内に若干首を傾げながら、302号室の前に着く。


 カードキーをノブに(かざ)すと、ピロリンと音を立てて解錠の音が鳴る。


 ノブを回すと抵抗なく開くドア。開けた瞬間に仄かに香しい花の匂いがする。


 男子高校生の部屋とはとても思えない匂いの元を辿ると、玄関のシューズボックスの上に装飾性のないルームフレグランスが置いてあった。


 男子高校生といえどもアイドルにもなると、部屋の匂いまでコーディネートするらしい。


 ワンルームらしい部屋は、通路に申し訳程度のキッチンとトイレや風呂等の必要最低限の設備が揃った仕様だ。


 シューズを脱いで、自分の家なのに全く記憶のない廊下を少々緊張した面持ちで歩く。


 突き当たりにある自室へと繋がる扉をゆっくりと開いた。


 瞬間、扉の向こうから現れた今日からの寝床を見た俺の目が丸くなる。


 もしかしたら見間違えかもしれないと目を擦り、もう一回と気を取り直すように見渡す。


 しかし、部屋の内装に変化はない。


 俺を出迎えた姫城誠の自室は、柔らかな色合いのカーテンに、テレビやデスクトップパソコン、カーテンと同じ色合いのシングルベッド、卓上テーブル等が置かれた実に男の一人暮らしらしい家具が揃っていた。


 だが、そんな家具よりもとんでもなく目を惹く存在がそこら中にある。


 ありふれたワンルーム内の壁には、至る所に男のポスターが貼られていた。


 もう一度言おう。


 男子高校生の部屋の筈なのに、そこかしこに煌びやかな衣装を着てポージングを取る男のポスターが貼られていた。


 右を向いても男、左を向いても男、恐ろしいことに上を向いてもウインクしている男がいる。


 それも全員同じ男のポスターなのだ。


 流石(さすが)に衣装は全て違うが、亜麻色の柔らかな肩まで切り揃えた髪をした鋭い切れ長の目が特徴的な男で、年は20半ばといった所だろうか。


 スパンコールが縫い付けられた衣装の胸元から覗く筋肉は大変にしなやかで、フィギュアスケート選手のような鑑賞対象になり得る美しさがある。


 笑うと目の横に笑い皺が出来るらしい彼は、衣装や顔面の麗しさを見るに間違いなくアイドルなのだろう。

 ちょっと一昔前のアイドルのような男臭さがあるが、こういうThe・ハンサムなアイドルは男から見ても純粋に憧れる。


 だが、このポスターのアイドルが見惚れるほどに男前だとしても困惑する他ない。


 帰って早々、見知らぬ男に出迎えられたのだ。


 しかも結構な数がある。


 一瞬、入る部屋を間違えたのかもしれないとも過ぎったが、手持ちの鍵で空いてしまったのだから此処が俺の部屋であることに間違いはないのだろう。


 ベッドの真上にはウインクして、決めポーズを取るアイドル(仮)。


 ハートや星などの大小様々なサイリウムに法被、Tシャツといったグッズが飾られていない場所にも埋めらるように貼られたアイドル(仮)。


 ちょっと落ち着こうと開いた扉を閉めると、そこにも追い討ちのようにいるアイドル(仮)。


 誰だよ、コイツ。


 もう宇宙猫のような顔になってまじまじと戸に貼られているポスターを検分していると、左端っこに『Under sea cat』と『Futaba Nagashino』の金文字があった。


 その名前に俺はピンと得るものがあり、もう一度部屋の中を見渡してみる。


 すると、テレビの真横に配置されているスチールラックの中に何冊ものノートが並んでいるのが見えた。


 学生なのだし、学業に関するノートなのではと思ったりもしたが、雑誌と同じ並びに置いてあることにもしやと思う。

 勉強ノートだった時はそれはそれでいいやと胸中で(こぼ)しつつ、試しに一冊引っこ抜いてみた。


 それは有名な文房具メーカーから販売されている水色のノートであり、真ん中にはデカデカとマジックペンでこう書かれていた。


『アイドル研究ノート』


 うん、王手だな。


 俺は口元を片手で覆い、病院とは違う年季の入った白クロスで覆われた天井を仰ぎ見た。


 姫城 誠──君は、筋金入りのドルオタだ。




 ◇◇◇




 アイドル研究ノートを片っ端から流し見し、最後まで読み終えたところでベッドに寝転がる。


 しかし、仰向けに寝転がると天井の長篠 二葉(ながしの ふたば)とばっちりと目が合ってしまった。


 女の子でもちょっと微妙な気持ちになるのに、これが僅かに知っている男アイドルともなると余計な気まずさを覚える。


 俺は姫城に断りを入れて、このポスターだけは剥がさせてもらうことにした。


 しかし、長篠二葉とはこれまたド王道が好きなもので。

 いや、この王道さは俺がいた世界の日本でもちょっと古いんだけどな。


 ──何せ彼は、大変に男臭くも元気な笑顔と歌声で老若男女を魅了するこの世界の国民的アイドルだからだ。


 長篠も実はプリアイに登場するキャラクターの一人だったりする。


 しかし、長篠の扱いはゲーム本編では名前こそ出てくるものの、Angel*Dollのメインストーリーを色付けるための姿も声も実装されていないフレーバー程度のものだ。


 何故、フレーバーとして彼が本編に出てくるのかというと、この男がAngel*Dollの創設者だからだ。


 白蘭高校の一期生にして、Angel*Dollの創設者の一人であり、初代リーダー。

 そして、ゲームの本編軸では世界ツアーを凱旋するほどの国民的アイドルとなっている彼。


 まさか、 |Under sea catアンダー・シー・キャットなんていう語感は良いが、イマイチ意味のわからないアイドルチーム名で活躍していることまでは知らなかった。


 パッと見は凄くお洒落に見えるんだがな。

 よくよく考えたら、どういう意味なのかがさっぱり分からない。


 まあ、アイドルやバンドのグループ名なんて大概こんなものだが。


 しかし、これで姫城がどうして白蘭高校のアイドル科を目指したかが漸く分かった。


 入院中の俺は鏡に映った自分を見て、『そりゃあ、その見た目じゃアイドル目指すわな』と勝手に納得していたのだが、ドルオタで、しかも長篠の重度なファンとくればそっちが動機だろう。


 恐らく姫城は、長篠のファン故に彼の母校である白蘭高校へと入学し、そんでもって長篠が創設したAngel*Dollに加入しようと考えていたのだろう。


 だが、プリアイのユーザーとして一つ引っ掛かることがある。


 それはAngel*Dollのメンバーに姫城 誠は居なかったということだ。


 Angel*Dollには俺の世界にいた大人数アイドルグループのように一軍や二軍はなく、ましてや研修生等も抱えていなかったはず。


 間違いなく、メインストーリーで全員出揃っていたと思う。


 Angel*Dollの一年生は、桜羽 庵璃の他には、白星 雪成(しらほしゆきなり)だけだったと記憶している。


 寡黙で穏やかな桜羽とカースト頂点に君臨するギャル男の白星、そして普通科から何故か選ばれた主人公であるマネージャーの三人が主になって、ドタバタ劇を繰り広げながらチームが抱えている課題解決をしつつ、数々の賞レースを突破していくというのが大まかなAngel*Dollのシナリオだ。


 勿論、一年組は固定ではなく、マネージャー(主人公)の年齢上により出番が多いだけで、二年生や三年生も物語にしっかりと絡んでくる。


 ⋯⋯まぁ、その出番の多い少ないはシナリオライターの気分と腕次第な所もおおいにあり、たまにネットの隅っこで大きな火柱が上がることも稀にあったりはしたが。


 その火柱が上がる度に、俺は非常に冷や汗をかいた覚えがある。

 なんか凄く気を遣わなくてはいけなかったような気がするのだ。


 ただのアプリユーザーだったはずなのに不思議な話である。


 そんな闇のプリアイ事情はさておき、Angel*Dollに姫城 誠がいないことがハッキリした今、俺は入院している時から帰宅するまでの間にずっと考えていた問題に答えを出すことにした。


 その問題とはずばり、姫城 誠のまま俺がアイドルになるかどうかということだ。


 俺は問の答えに、しっかりと不可の判を押す。


 そう、答えは却下。

 俺は学生アイドルの体を持ってしまったが、そのまま活動することは無理だと判断したのだ。


 そもそも、よくよく考えてみるとだ。


 間違いなく別の世界の日本では普通の学生なり、リーマンなりとして生きていただろう至って普通の思考回路と度胸を持つ俺が、学生アイドルだなんて特殊職をこなせるはずがない。


 アイドルというのは、なりたいからと言って簡単になれるものじゃない。


 昨今のアイドルの定義はかなり多岐にわたってくるため目指す到達点次第な所もあるが、大体の人が想像するアイドルは間違いなく長篠 二葉のような地上波にもバンバン出て、冠番組を幾つも持つような『国民的アイドル』と称される人達だ。


 だが、16になっても芸能界に爪先も入っていない姫城では、現時点で国民的アイドルに到達することは不可能に近い。


 この世界の芸能界がどんな仕組みになっているのかは分からないが、高校一年生でありながらも大手事務所に所属することも無く、かといって親や親族に芸能人もおらず、ツテは白蘭高校 アイドル科に繋がっている業界人くらいという細い糸ならかなり難しいだろう。


 国民的アイドルと呼ばれるような一流芸能人にとっての16歳は、下積みを終えて既にデビューを飾っていても可笑しくは無い年齢だ。


 たとえ、もしまだ下積み時代だったとしても、有名なグループのバックダンサーに抜擢くらいはされている。


 何故こうも嫌なことばかり述べるのかというと、それはアイドルの活動寿命が関係してくるからだ。


 国民的アイドルにもなればアイドル寿命はかなり長くなり、子供が大きくなっても続けている人はいる。


 ただ、アイドルとしての仕事だけではなく、俳優業や振付師、中にはファッションブランドを立ち上げて社長にもなっているようなスーパーな二足のわらじを履いての上だ。


 だが、その国民的アイドル達がそこまで寿命を伸ばせたのは、早いスタートダッシュを切って花盛りのうちに沢山注目を浴び、己の地位を確固たるものにしていたお陰だ。


 男性アイドルの賞味期限は、およそ30歳が目処だと言われている。

 女性アイドルはそれよりももっと早く、大学卒業から少し経ったぐらいに卒業する子達が最も多い。


 そして俺のスペックは、容姿は兎も角、中身は普通も普通。凡人スペック仕様。


 俺自身が飛び抜けた何かを持っていると言い難いことは、一週間の入院生活中に把握することが出来ていた。


 皆の視線を独り占めしたくなるような目立ちたがり屋でもなく、誰彼ともお喋り出来るようなコミュ力も無い。


 そもそもガワが良くとも、内側から放つような芸能人オーラが俺には備わっていない。


 ⋯⋯俺、なんでこんなアイドルのことについて詳しいんだろうな。


 もしかして、これが姫城 誠の残滓(ざんし)だったりするのか。


 アイドルについて妙に詳細な分析ができている自分への謎が鎌首をもたげたが、姫城のライフプランを大変更しようとしている罪悪感が『最もらしい理由を固められるのだから、細かいことは気にすんな』と言っている。


 それに、何度も言うがゲーム内のAngel*Dollには姫城 誠は居なかった。


 それって要は、何かしらの理由があって彼は第一志望のアイドルグループに加入することは出来なかったということなのだろう。


 だとしたら、Angel*Dollに加入出来ない時点で、彼には国民的アイドルになる素質はなかったのだと言える。


 Angel*Dollは確かに白蘭高校内では超老舗のアイドルチームであり、一番の稼ぎ頭であるが、所詮は学生アイドルチームであり、プロには遠く及ばない存在だ。


 確か彼らのメインストーリーでも、プロに打ち負かされて現実を思い知る展開があったはず。


 そんなAngel*Dollにすら加入出来なかった姫城は、きっと白蘭高校を卒業した後はアイドルとは別の道を選ぶことになるんじゃないだろうか。


 だったら、その時期が多少早くても──それも、入学して早々だったところで何も問題はあるまい。


 そんな長ったらしい言い訳を漸く纏め終えた俺は、一週間も放ったらかしにされていた自室の掃除をしようと、部屋の隅に立てかけられていた掃除機のもとへ向かうのだった。





※註釈

『ラグドール』⋯⋯品種名が『ぬいぐるみ猫』な高貴な猫。瞳はブルーで、長毛種に分類される。物凄く可愛い猫様なので、ご存じない方は是非ともググってみてください。


『フレーバー』⋯⋯ゲームの風味を付ける文章のこと。文化や世界観などを説明するテキストとも言える。元々はカードゲームの説明文のことを指していた。プリアイ中の長篠二葉は、Angel*Dollを説明するためのキャラクターとして運営が用意したと『俺』は思っている。



俺のアイドル観は作者と作者周りのドルオタの見解ですので、諸説あり扱いとします。


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