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自己紹介で間男説をぶった斬った



 主人公が虎南先輩からキャンセルを食らい、俺の知るAngel*Doll√が破綻しかけている中、会議室の扉がノックされる。


 軽快なノック音の正体を誰もが知っているようで誰何(すいか)を掛ける人もおらず、何の声も掛けられないまま扉が開いていく。


「お疲れ様です。海嘉、ただいま激・補習から戻りました」


 開いていく扉の隙間から見えたのは、淡いピンク色の髪を短く切り揃えた巨人だった。


 日焼けした人の良さそうな顔に笑みを浮かべて、部屋の中へと入ってくる。


 おおー、本物の海嘉 次狼だ!


 立ち絵でも他のキャラよりデカく描かれていたが、実物を拝むとプロのバスケットボール選手と遜色ない迫力がある。


 初めて見る海嘉にこっそりと俺が盛り上がっている一方で、虎南先輩の隣に腰を落ち着けたプロデューサーが剣呑な眼差しを向ける。


「ジロー、今日は何に引っ掛かって激に呼ばれていた?」

「げ!?今日ってプロデューサーまできてたんだ⋯⋯。え、えーと⋯⋯今回の補習は数学の関数すね。関先生に=があるってことは、右も左も同じ物になるっていうことを教えて貰ってました」

「高二の春になってそれを知るのか⋯⋯」


 教師としてのショックが大きいようで、プロデューサーは愕然としたまま机の上に伏せってしまった。


 そりゃあ、北白川もこうなるよな。


 =の意味を今頃知ったって受け持っている生徒以外に言われたとしても、在校生の習熟度の低レベルさに頭を抱えたくもなる。


 多分というか、間違いなく海嘉はN=?の由来を知らないんだろう。


 結構、あそこのコンセプトは感動するのだが、本人達もあんまり喧伝していなさそうだしなぁ。


 俺も公式サイトのキャラクター紹介で知ったようなもんだし。


 プロデューサーに崩れ落ちられた海嘉は気まずそうに笑って、助けを求めるように近くにいる同級生達を見やるが、古坂先輩と逆浪先輩も手に負えないとばかりにスルーしている。


 仲間からの救援も見込めないと察した海嘉は更に周囲を見渡して、そこで不意に俺と視線がかち合った。


 瞬間、海嘉の表情が綻んでいく。


「あっ!もしかしてこの子が真白先輩の間男君!?」


 どんだけピザパの話で持ち切りだったんだよ、Angel*Doll。


 加入した今も、何故『間男』や『馬の骨』等と噂されていたのかの真相を知ることが出来ていないので、非常に遺憾でしかない。


 隣の白星が不審げな目付きで俺を見ながら、「間男⋯⋯?」と呟いている。


 ちげーんだよ!と訂正したい所だが、訂正するよりも先に海嘉が俊敏な動きで目の前までやって来る。


「はじめまして、俺は二年の海嘉次狼っていうんだ。もしかして透や柊矢から聞いてたりしたかな。めちゃくちゃエンジェルらしい子が仲間になって聞いてたけど、俺の予想以上にエンジェルじゃん。エンジェル君、これからよろしくね」


 そして、『エンジェル』のゲシュタルト崩壊再びである。


 俺の遠い目も何のその、満面の笑みで膝の上に置いていた両手を取られるや、ぶんぶんと掴んだその両手を激しく振ってくる。


 『パーソナルスペースが狭い』とか、『流石、コミュ力お化け』とか、言いたいことは色々あるが、海嘉のダイナミックなご挨拶についていくのに必死な俺は「は、はぁ」と力なく答える。


「⋯⋯色々とツッコミ所がありますが、姫城誠です。芹沢先輩とピザパをしましたが、ただの一後輩ですのでよろしくお願いします」

「え!?マコちゃんってば、セリーさんとピザパしたの!?羨ましすぎるんだけど!!」


 ここいらでピザパの一件の正式な声明でもしておこうかと捻りこんでみる。


 が、何故か釣果は先輩達ではなく、隣で抗議してくる白星のみとなった。解せなさすぎる。


 (たちま)ちにして騒がしくなった周囲に、どうやってこの場を収集すべきなのかと若干、途方に暮れていると──前方の方から混沌の終わりを告げるように軽快な手を叩いた音がしてきた。


「楽しそうだけど、親睦を深めるのはまた今度にね。今日はプロデューサーを含めた全メンバーと、新しく加入してくれたメンバーとの顔合わせをするために集まってもらいましたので」


 この場に秩序を蘇らせたのは発言権の保有者でもあり、Angel*Dollの影の支配者でもある虎南先輩だった。


 ノートパソコンを畳んで集会の目的を告げる先輩は微笑こそ携えているが、涙ボクロの並んだ目元は絶対零度の冷たさを帯びている。


『これ以上のお遊びには、それなりの対応を』と言いたげな虎南先輩の言外な圧を受けて、海嘉先輩がこそこそと二年組の席へと帰っていった。


 海嘉先輩の帰還を見届けた虎南先輩は、場が整ったとばかりに集会の段取りについて話し始める。


「では、今から皆には簡単な自己紹介をしてもらいます。自己紹介の内容については取り決めてないのでお好きにどうぞ。そして、その後には今月と来月の予定について伝達する予定です。では、プロデューサーから宜しくお願いします」


 そつなく仕切った虎南先輩から水を向けられたプロデューサーは、こほんと空咳をすると椅子から立ち上がる。


「改めて、スターと姫城、Angel*Dollへようこそ。顧問ことプロデューサーの北白川 怜だ。1ーAを担当しているが、気兼ねなく相談事があれば、チーム外のことでも話し掛けてくれると助かる。担当教科は身をもって知っているだろうが、ダンスとコンプライアンスだ。何か質問は?」

「ありません」

「大丈夫でーす」


 授業のように質疑を尋ねてくるプロデューサーに、俺と白星は問題無いと回答する。


 プロデューサーは質問のない俺達に、いつもの授業の時のような「何の疑問も持たないというのは、思考の停止と同然だぞ」と正論でしかないイチャモンはつけてはこず。


 それどころか、何故か思案げに俺へと視線を留め置いている。


「姫城もAngel*Dollの一員になったのであれば、何かしらのニックネームを考えねばならんな。キジョー、マコト⋯⋯ふむ、プリンセ──」

「ノーです。却下です。許容できません」


 思案の正体は、俺には理解不能な独自ルールについての事柄だったらしい。


 クラスにいる時とは違って変なニックネームをつけているなぁと思っていたが、まさかの俺にまでその魔手が伸ばされようとしていた。


「⋯⋯暫定でマコにするか。言っておくがマコ、ニックネームを付けるのもアイドル学の一つだ。ファンに愛称で親しんでもらうことも有効な手法だからな。別に俺がただの馴れ馴れしい教師というわけではないので、そこは勘違いをしないように」


 独自ルールにもそれ相応の理由があるらしいのだが、妙に言い訳がましい口振りであることが気に掛かり、つい胡乱そうだと思ってしまう。


 俺の物言いたげな態度にプロデューサーも気付いたらしいが、これ以上言い連ねるともっと胡散臭くなると判断したらしく、大人しく席に着く。


 そんな俺達を見ていた芹沢先輩が、苦笑いで俺達に補足してくれた。


「プロデューサーは獅子ヶ峰(ししがみね)学園のアイドル科一期生で、学生アイドル【Opéra(オペラ)】のOBなんだ。そこは当時、長篠さんが率いるAngel*Dollの好敵手になるかもしれないとさえ言われていた大手チームだよ」

「Opéraって聞いたことある!昔、遊園地でたまにライブしてたんじゃないんすか!?」


 容姿からして並の経歴じゃないと思っていたが、北白川も元学生アイドルの口だったのか。


 それも、『長篠双葉が率いるAngel*Doll』ということは、創成期にして全盛期だっただろう一番、このチームが光り輝いていた頃にライバル候補として目されていた大手学生アイドルチームの出身ということ。


 道理で口を開けば、『学生アイドルたるもの──』と都度ごとに言ってくる訳だ。


「スターは見たことがあるのか。セリーはああもよく言ってくれるが、所詮は学生アイドルで満足してしまった身だ⋯⋯俺はなんで白蘭高校で教鞭を取り、その上、あのAngel*Dollの顧問までしてるんだろうな」


 フッと笑うや、そのままプロデューサーは黄昏てしまった。


 普通科の話を聞きに行った時も思ったが、この教師、かなり面倒くさい大人だ。


 色々と複雑な事情が垣間見える北白川に流石の芹沢もこれ以上のフォローは厳しいらしく、その場から立ち上がる。


「改まって自己紹介するってなると、なんだか照れるね。芹沢真白です。Angel*Dollのリーダーを務めています。だけど、西方(にしかた)芸能プロダクションの【紫水旅団(しすいりょだん)】っていうアイドルチームにも所属しているので、なかなか此方に顔を出せない日もあると思う。満足に面倒も見られなくて申し訳ないけど、こうやって顔を合わせる日は是非とも頼ってもらえると幸いだよ」

「ウチで一番の実力者だ。アイドルへの熱意だけは人一倍強いから、何か困ったことがあれば遠慮なく頼ったら良い」

「そうしてくれると嬉しいよ。じゃあ、聖仁。私のことは良いから、早く済ませておいで」


  本当⋯⋯虎南聖仁の芹沢真白担当ぶりには恐れ入るなと、芹沢先輩にどこでもかしこでも絡んでいく彼を見る目に、もはや賞賛が滲んでくる。


 流石、ユーザーに『芹沢真白超強火担当』とまで称された男。芹沢の『リアコ』、いや二次元だと『ガチ恋』になるんだっけか。


 そのガチ恋勢の一部からも『聖仁だけは担被りを認めてやっても良い』とまで言われていたんだよな。


 なんで彼がこんなに芹沢先輩のこととなると様子が可笑しくなるかの理由は、ガチャで入手出来るサイドストーリーで明かされてはいるのだが、俺はあれだけが理由じゃないと思っている。


 三年組もまだまだ謎が多くて、どんな風に風呂敷が畳まれていくのかが楽しみだった──畳まれる前にこんな意味不明な世界に来てしまったけど。


 芹沢先輩に促されて、自己紹介のために席を立った虎南先輩のご挨拶は非常に事務的だった。


「Angel*Doll ・副リーダーを務めている虎南聖仁です。主にライブの計画から設営、経理、外注作業などの裏方の業務を担っています。事務系統の指示は俺か柊矢が飛ばすので、締め切り厳守でお願いしますよ。補足があれば、柊矢よろしく」


 簡潔かつ明快。


 しかも、しっかりと締め切りについて特大の釘まで刺してくる始末。


 これをあの爽やかな王子スマイルで言い放ってくるのだからすげぇよなぁ。


 キラキラピカピカした雰囲気で俺達が受ける印象が若干マイルドになってんだから。


 虎南先輩から名指しされた古坂先輩は気後れもせずに立ち上がるや、悠々と胸に片手を当てる。


 まるで執事のような立ち姿で、彼はあの悪魔が浮かべていそうな貼り付けた笑顔を俺達へと向けた。


「ご指名いただきました古坂柊矢です。聖仁さんの仰る通り、事務系統の補佐を担っております。締め切りを守れなかった方は一度目は僕の指導、二度目以降はお手を煩わせますが聖仁さんのご指導を賜ることになりますのでお気をつけくださいね。また、有難いことに衣装の製作も担当させていただいておりますので、衣装類についてご相談があればご一報ください。ただし、デザインについては隣の透の分野ですので彼宛でお願いします」


 そして、虎南先輩に差された釘を執拗に打ってきた。


 釘頭すらもめりこむような打ち込みっぷりに、ここまで言ってくるということは、このチームには多分、締め切りを守れない奴がいると察する。


 俺の予想は的を得たのか、古坂先輩の隣にいる逆浪先輩が、ガタガタと震えながらその場から立ち上がっていく。先輩は震えるだけでなく、顔からも血の気を無くしていた。


 『お前かよ!?』と思うのと同時に、『やっぱりなぁ』という気持ちと、『デザイン担当が締め切りを守れないのは、なかなかに困るよな』という気持ちでいっぱいになる。


 締め切りを厳守する芸術家もいるだろうが、逆浪先輩は素人が思い浮かべる破天荒な芸術家っぽさがあるんだよな。


「で、デザイン担当の逆浪透ですー。会ったばかりの頃も言ったけど、これから二年間どうぞ宜しくなぁ。ちょーーーっと厳しめの自己紹介続いてもたけど、言うてそこまで厳格なチームやないからそこんとこは安心して欲しいわ。折角仲間になったんやし、後でフォトインとかTreeとかも交換しよ!そんで休みの日とか暇な時とかは連絡くれたら嬉しいわぁ。どっかええとこに遊びに行くのもええよな。ではでは、俺はこの辺で〜。お次は二人がぜんっぜん知らんやろうジロちゃん!」


 生まれたてのバンビになりながらも、なんとか言い切った逆浪先輩は直ぐに着席し、海嘉先輩とバトンタッチする。


 上級生の最後を任された海嘉先輩は困ったような顔をしているものの、そこはやはり学生アイドルとしての経験も生きたのか、直ぐに笑みを取り繕った。


「二人が全然知らないだろう海嘉次狼です。もう聞いているかもしれないけど、五月いっぱいまでの放課後はエッジ雑技団とのライブバトルに負けた罰ゲームで向こうに出張してるんだよね。だから、もし校舎で見掛けたりしたらどんどん声を掛けてくれると嬉しいよ。俺と遭遇するってことは、多分その辺に柊矢や透も居るってことだし、休み時間の少しの間でも遊べたらいいじゃんね。あ、あと俺は二人みたいに裏方の担当は持ってないから、メンバーとしての質問は『ライブ前に緊張して眠れない』とか『良い筋トレ方法を教えて欲しい』みたいな、ありふれた奴でお願いね。そんじゃあギャル君、いってみようか」


 海嘉先輩はそう言って締めくくると、此方へと手をヒラヒラ振って着席する。


 海嘉 次狼が明かした諸事情によって、彼はメインストーリーでも序章には出てこないんだよな。

 多分、シナリオの計算上、序章で全メンバーを出し切るとユーザーが混乱してしまうから、敢えて後出しにすることにしたんだろうけど。


 イケメンゲームにはしては珍しく、筋肉がしっかりと描き込まれたキャラなので、公式HPで彼に惹かれてプレイを始めたユーザーにはかなり登場を待ち望まれていたらしい。


 バスケ選手のような巨体と鋼のような筋肉、人懐っこい笑顔というハッピーセットぶりなこともあって、彼はアイドルに興味のない層まで取り込んだのだとか。


 しかも、海嘉は良い奴なんだよなぁ。


 頭の方はさっきみたいな仕上がりなんだが、そういうポンコツな所も含めて親しみやすいキャラクターになっている。


 まぁ、それゆえにか距離感もかなり近いので、白星は『ギャル君』として急に選ばれているわけなのだが、先輩からの振りにも臆せずに彼はその場を立つ。


「えーと、ギャル君こと白星雪成です。よく名前が解釈違いと言われますが、そのギャップも是非楽しんでください。この学校に入学した理由は、カッケェアイドルになって一旗揚げるためっす。特技は人の顔と名前を一回で覚えること。なんでもうジロー先輩の顔と名前はバッチリ覚えたんで、今度見掛けたら話に行きますねー!そんじゃ、マコちゃん。トリ、よろしくー!!」


 見た目と声と性格を裏切らない、非常に軽やかで、しかし重点も抑えた自己紹介を難なく終えた彼は、余計なプレッシャーボールを投げるのと共に俺の肩をポンと叩いた。


 白星が指名された時点でトリなのは分かっていたが、改めて口に出されると少し緊張する。


 加入したばかりのピカピカな一年生に完璧さなど求められていないことなんて百も承知だが、白星の喋りとは裏腹に隙のない自己紹介を聞いた後だと余計に口が重たくなってしまう。


 しかし、此処でモタモタしていてもしょうがないので、俺は一息に腹を括るとゆっくり立ち上がった。


 皆の視線に応えるように見渡して、軽く息を吸う。


 よし。


「この度、Angel*Dollに加入しました姫城誠です。若輩者ですので、プロデューサー並びに先輩方にはご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。人前で歌うことや踊ることが好きなので、アイドルを目指しています。

 また、芹沢先輩とは加入前より親交がありますが、たまたま校外で出会って、意気投合の末に自宅にお招きさせていただいた関係で良くしていただいております。今度は長期休暇の際にでも皆さんをお招き出来ればなと思っておりますので、その際はお付き合い頂けると嬉しいです」


 俺の自己紹介は既に全員済んでいるので簡潔に行い、Angel*Dollの一メンバーとしてやっていくには何かと問題になってきそうな例の噂の是正に注力することにした。


 まさか、チーム内に蔓延している芹沢先輩と俺についての噂をこの場で俺が取り上げてくるとは思わなかったらしい先輩達はそれぞれ興味深そうだったり、驚いたような表情になっている。


 二年生達は多分、面白半分で言ってるに違いないから、正直そこまで気にするほどの事では無いんだろうが、問題は『芹沢真白超強火担当』の虎南先輩だ。


 肝心の彼はというと、それはそれは素敵な笑顔を更に深めて、机の上で両指を組む。


「是非ともお邪魔させてもらおうかな。ねぇ、真白」

「う、うん。またお邪魔させてもらうの楽しみにしてるね」


 ご機嫌な虎南先輩と裏腹に芹沢先輩は大変たじたじだ。


 俺は目論見が真価を発揮したことを確認し、ホッと胸を撫で下ろした。



※注釈

『激・補習』⋯⋯補習テストをパス出来なかった者が次に向かう先。基礎ではなく、初歩的なルールから教えてくれる。意外と教師にもウケの良い制度であり、既存の教育要項を見直す良い切っ掛けだと喜んでいる教師もいる一方で、北白川みたいに在学生のあまりのアホさに絶望する教師も勿論いる。


『=』⋯⋯「⋯⋯に等しい」という意味を持つ記号。今では国際的に認知されている記号ではあるが、実際に使用されるになったのは近世から。それまでは「‖」や「æ」、「œ」が使用されていた。


『リアコ』⋯⋯芸能人や創作物の登場人物等に結婚したいと思う程の恋愛感情を抱いている人や気持ちを指す。実際は「ガチ恋」と使い分けはあまりされていないようなのだが、作者の偏っていそうな統計上、三次元の人物に対した場合は「リアコ」と言うケースが多いため、作中では使い分けている。


『ガチ恋』⋯⋯同上の人物や気持ちを指す。大体、同担拒否(一緒に推すとか論外)。芹沢、虎南、柳村のファンにはよく見られるタイプのオタク。作者も勿論経験済みであり、なかなかのお布施をした。


意外と数学史もパラパラ見てると面白いんですよね。


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