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31話 リミットとリミットのぶつかり合い

ライトとエイが颯たちの前に立ちはだかるようにして、竜と対峙する。


「さあ、行くか。こいつをさっさと片付けてやろう」ライトが不敵な笑みを浮かべ、リミットを開放する。彼の体からは神速の光が溢れ出し、その速さは周囲の空気すら切り裂くようだった。


エイもまた、静かに構えながら、リミットを解放していた。彼の気配は完全に消え去り、竜すらその存在を感知できない。


「さあ、遊びは終わりだ。お前に逃げ場はない」とエイが低く囁き、竜の背後に瞬時に回り込む。


竜が吠え、巨大な爪を振り下ろすが、その動きは完全に読まれていた。ライトが素早く竜の横腹に接近し、一瞬でその硬い鱗に電光の如く斬撃を浴びせる。鋭い光の刃が竜の体に走り、巨体がぐらつく。


「俺の神速に、追いつけるものか!」ライトはさらに速度を上げ、次々に竜の急所を攻撃していく。竜は必死に反撃を試みるが、その攻撃はすべて空を切るばかりだった。


「俺も負けていられない」エイは無音のまま竜に忍び寄り、そのしっぽに瞬時に複数の暗器を仕込んだ。爆発的な衝撃が竜の尾から響き渡り、その動きが一瞬鈍る。


「いい連携だな、エイ」ライトが笑みを浮かべながら竜の頭部に一撃を放つ。竜の咆哮が響き渡り、その巨大な体がついに地に伏せた。


「終わったか…」ライトが一息つきながら、竜の動きを見守った。竜は完全に力を失い、動かなくなっていた。


エイもまた、静かに竜の動きを確認し、「ああ、これで決まりだ」と頷いた。


颯たちは、ライトとエイの戦いを見つめながら、ただその圧倒的な力に驚くばかりだった。自分たちがどれだけ無力だったのか、そして彼らの実力との差を痛感していた。


「やはり、俺たちはまだまだだな…」颯は小さく呟いた。


「だが、お前たちも成長している。今回の敗北を無駄にせず、次に繋げるんだ」とライトが優しく言い、颯の肩に手を置いた。


「…わかりました。もっと強くなるために、俺たちは頑張ります」颯はその言葉に決意を込めて答えた。


こうして、竜との戦いはライトとエイの力によって終結した。彼らは再び颯たちを助けたが、次に立ち向かうのは自分たちの力で、と颯は心に誓った。


次なる試練が待つ中、颯たちはさらなる成長を目指して旅を続けることとなる。


そして皇太子であるジュールはちびっていた...

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