3話 ドルチェの町
「カンナって結局エルフなの?」
「なぜそう思ったのですか?」
「いや普通に耳がついてるから」
「私は残念ながらエルフではなく獣魔族です」
くそったれれれれれれえええええ
っていうか獣魔族ってなんだよ?!
※獣魔族は獣魔と人のハーフです
「確かドルチェにはエルフがいる酒屋があったはずだぞ」
「リュウクまじで?!」
「まじで」
「リュウク様〜もしよろしければ僕にその場所を教えくださいませあなたの忠実な部下である颯からのお願いでこざいます」
「いいけど…」
「よっしゃー!!」
エルフのお姉さんにあってあーんなことやこーんなことしてぐふふふふ…
ーーーーーーーー
「こんにちはドルチェへようこそ!受付のベルです!」
こっこの子もかわいい!!!
「ドルチェでの禁止事項をお教えいたします」
〜〜〜〜〜〜〜
「よーしまずは酒場に行くぞー!」
「違うまずはギルドでしょ!」
「そうだった」
〜〜〜〜〜〜〜
「ギルドへようこそ!何の登録ですか?」
「パーティーと個人です」
「わかりました、お名前をお伺いしても?」
「カンナです」
「颯」
「リュウクだ」
「ありがとうございます」
「登録が完了しました」
「ではギルドについてご説明させていただきます」
「まずあちらに見えるのが依頼の受付場所です」
「そしてあちらは魔物の骨などの買い取り」
「最後にあちらが武器屋」
「他にも2階に酒場、宿、薬屋となっております」
さっ酒場だと?!
これはすぐにいかなければ!
「以上でございます、ではごゆっくり」
「よーし武器屋に行くか」
「とりあえず酒場だ!」
「薬屋ですよ」
ぐぬぬぬぬぬ
「颯、言っておくがエルフの酒場はここじゃないぞ」
「なんだ〜兄貴〜最初にいっていただければよかったのに〜」
〜武器屋にて〜
「いらっしゃい!駆け出しかい?」
「そうです」
「じゃあ初めての武器屋かな?」
「そうですね」
「よっしゃ!じゃあ好きな武器1つやるよ!」
「ありがとうございます!」
「リュウクはどれにする?」
「まあ大剣かなー」
「これなんかどうだ?」
「いいねー」
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結局
リュウクは火属性の大剣
颯は風属性の槍
カンナは杖
を買ったのであった
「じゃあある程度準備できたし
試練へと向かうか!」
〜続く〜