表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

230/348

「偵察部隊との戦闘」

ラックランのメンバーと、白銀騎士リセルゼのチームは、更に300mほど前進し、フィリスのサーチの魔法を頼む。


サーチを終えたフィリスによれば、敵もさらに前進しており、もう100m未満の位置に居るとの事だった。

更に、後続部隊もサーチの魔法に引っ掛かった。

この場所より西南側500mほど先に10体づつの3隊がほぼ20mほどの間隔をあけて、直進しているとの事だった。

恐らくこの後方の3隊が、侵攻ルート偵察の本命なんだろうと思われた。


「では、我々は参る、御武運を」

そう言いながらリセルゼと、オーパ、サージョンは最新の敵の位置を目指して暗闇に消える。


「では、我々も参りますか」

ラックランのパーティーのリーダー、サンパノが声を潜めて言う。

2部隊の討伐を受け持ったラックランのメンバーは、前の目標をA、後ろの目標をBとして、同時に襲撃する事とした。

刀剣が主要武器のグスタージ、バンノー、そして魔法士のサントニロが目標Aを担当。

同じく刀剣と矢が主武装のサンパノ、キュロイ、そして魔法士のフィリスが目標Bを担当するとして、2手に分かれて前進した。



白銀騎士リセルゼは前進を止めて、部下二人に合図する。

敵の先鋒を見つけたのだ。

ゴブリンが2体、槍のような武器を持って前進してくる。


その後ろにゴブリンが4体、コボルドが3体、オークが1体居るようだった。


「オーパは最後方のオークを、サージョンは中段のゴブリン4体を、わたしはコボルド3体を討伐する、先鋒の2体は手が空いた奴が片付ける」

そう言うと、リセルゼは行動開始の合図をする。

オーパはぐるっと右翼より後方へ迂回する。

サージョンとリセルゼは息をひそめて、先鋒のゴブリンが通過するのを待ち、獲物が近づくのを待つ。


コボルドが白銀騎士リセルゼの目前を通過する、その時、夜陰から大剣の刃が付き出され、コボルドを串刺しにして絶命させる。


驚いて一歩下がる周囲の魔物たちに、オーパとサージョンも襲い掛かる。


オーパは愛用の槍を突き出し、オークの背中腰辺りから一突きし、腹まで貫通させる。

「グェエエ!」

オークはその一突きで戦闘能力を失う。


サージョンは今回はロングソードを装備しており、4体のゴブリンの真ん中に踊り出す。

そして目の前の1体を足で斬り飛ばし、右わきに居るもう一体の腹をロングソードで突きさした。

突き刺したロングソードを抜く流れで左に居る1体の首をはねる。

更に首をはねた剣を流れるような剣捌きで、奥に居るもう一体に、剣を兜割りの要領で叩き斬り、頭部をカチ割る。

そして最後に、最初に蹴られて倒されたゴブリンの胸にロングソードを突き立てた。

瞬く間に4体のゴブリンを撃ち倒す。


リセルゼは、大剣ダイアライアを突き立てたコボルドを振り払い、残りの2体のコボルドに斬り付ける。

コボルドは短剣で受けようとするが、庇うように突き出した短剣を持つ腕ごと両断される。

そして最後のコボルドも、横殴りに振られた大剣に腹部を真っ二つに割られた。


突然の襲撃に驚きパニックになった先鋒のゴブリン2体が逃走しようとするが、オーパとサージョンに簡単に始末された。


まずは偵察隊の1隊目はせん滅が完了した。


「軽かったですね」

サージョンは斬られて転がっている魔物たちを見ながら言う。


「ああ、不意打ちだったからな」

「だが、明日はこいつらが6千体やって来る」

「わたし達だけが頑張ってもどうしようもない数だからな」

そう言いながら白銀騎士リセルゼは、絶命した魔物たちの装備を軽く調べる。


「では、ラックランの奴らと合流しますか」

オーパは気を抜くことなく周囲を警戒しながら言う。

オーパのその態度に満足しながら、リセルゼは、ラックランの会敵位置に向かって移動を開始した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ