一人の韓国嫌いが考える、Webtoonが劣化した漫画でしかない、いくつかの理由
いい加減で適当な考察です。
Wikipediaより引用
>Webtoonとは韓国発のデジタルコミック、ウェブコミックの一種である。
当初ウェブトゥーンはその他の国では人気がなかったが、スマートフォンやパソコンで漫画が読まれ、国際的に人気が高まった。
>ウェブトゥーンは従来の漫画およびウェブコミックと三つの点で異なる。
まず、複数のページではなく縦長のストリップで、各章、エピソードが公開されているため、スマートフォンやコンピューターで読みやすくなっている。
次に、アジア諸国の場合、このウェブ漫画は物理的な形で出版されないため、一般的な白黒の漫画と違い、カラーになっている。
そして、音楽やアニメーションのある章も存在する。
韓国の場合、オンラインの出版物には異なる検閲法があるため、ポルノに関するテーマの韓国の漫画がウェブトゥーンとしてリリースされるようになった。
引用終わり
以下、韓国嫌いな作者による、民族差別を出来るだけ排除した考察です。
最近、韓国のマンファ(漫画の韓国読みらしいです)が世界中で人気だというような記事を目にするようになりました。
たとえばプレジデント・オンラインでは次のような内容で書かれています。
~「日本式の漫画は韓国・中国に惨敗」大ヒット『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』のカリスマ編集者が挑む"ある試み"黒船「ウェブトゥーン」から世界へ~佐渡島 庸平
またフロンティア・アイ・オンラインではこうです。
~韓国「Webtoon」から世界へ 日本→アニメ化の分業確立へ~福田 聡一郎
どちらの内容も、韓国の漫画が世界で人気となっているという感じです。
韓国民の民族性が大嫌い(コメディーとして見るなら大好き)なネトウヨの私としましては、そこまで言うのならばと、とりあえずピッコマというサイトに行き、Webtoonを読んでみる事にしました。
タイトルにTOONと貼ってあるのが世界で大人気というWebtoonなんですよね?
読んだ感想ですが、Webtoonは漫画の劣化でしかないと思いました。
まず、Webtoonの特徴である縦にスクロールが漫画の長所を消していると思います。
そもそも漫画とは何でしょうか?
漠然とし過ぎており、個々人によって印象は違うのでしょうが、まずはその歴史からアプローチしてみましょう。
漫画の起源は何でしょう?
起源が好きな某民族のようでアレですが、私はアルタミラ洞窟で発見されたラスコーの壁画だと考えます。
あれは絵画であって漫画ではない?
そのご指摘は尤もですが、絵画も漫画も起源は同じという事でご納得願います。
つまりイメージの固定化です。
とりあえず一枚絵ならば絵画で、場面場面を描いて時間の経過なりを表している物を漫画という括りにしておきますか。
人類は長らく絵画だけを描いていたのでしょう。
聖書のエピソードをモチーフにした作品であっても、エピソードの一瞬を切り取った一枚絵です。
最後の晩餐であったり楽園追放であっても、漫画のようにコマ割されてはいませんし、時間の経過に沿って何枚も描かれている訳ではありません、多分。
漫画の元祖とも言われる鳥獣戯画も、そういう意味では絵画的です。
そのような絵画一辺倒の歴史の中で登場したのが映画です。
映画は絵画の延長でしかありません。
フィルムを一枚ずつにばらせば、それぞれが絵(写真)でしかない物を、連続させる事であたかも動いているように見せています。
パラパラ漫画を考えると分かりやすいかと思います。
一枚一枚は動きのない静止画です。
そんな映画に多大な影響を受けた日本人の一人に手塚治虫氏がおりました。
彼のディズニー映画好きは有名ですよね。
そんな大好きな映画を紙の上で再現しようとし、生まれたのが今に至る日本の漫画ではないでしょうか。
彼の前にも沢山の漫画家がおりますが、何となく映画的な気がします。
同じ大きさのコマが連続しており、場面場面を抜き出しているような感じと言うのでしょうか。
映画のワンシーンを一コマ一コマに表していると言いますか・・・
そんな感じで手塚氏の漫画です。
映画では動き回るキャラクターを簡単(?)に表現出来ますが、紙の上ではなかなかそうもいきません。
また、映画では半ば強制的に時間が経過していきますが、漫画の場合、同じコマだけ見ていると永遠に時間が経過しません。
映画ではキャラの動きに緩急をつける事が出来ますが、漫画でそれを表現する事は難しい。
試行錯誤の末、コマ割や集中線といった表現手法が生み出されたのでしょう。
以上が端折りまくりの漫画の歴史です。
そんな漫画の歴史を忘れたのが、他ならぬWebtoonだと思います。
どの作品でも良いので、Webtoonを縦スクロールで読んでみて下さい。
コマ割されていないから上から下に読んでいくだけです、当たり前ですが。
これがWebtoonの売りですが、これって手塚氏が編み出した漫画の前段階では?
Wikipediaで『日本の漫画の歴史』を検索し、北澤楽天『田吾作と杢兵衛の東京見物』を読んで下さい。
左右を結合し、縦スクロールにするとあら不思議、Webtoonと同じです。
北澤楽天氏の作品を貶める意図はありませんので念のため。
また、Webtoonはのんべんだらりと読んでしまう気がします。
展開に緩急がないと言いますか。
コマに大小がないし、見開きがないので、緊迫したシーンでも緩いシーンでも同じリズムで読んでしまう感じです。
ほのぼの日常系ならば良いのでしょうが、スリルにサスペンス、アクション系ではキツイ。
あと、一コマ読む度にスクロールしないといけないというのも没入感を消すというか。
これは紙の漫画の方が分かりやすいかもしれません。
ページを開けば2ページ分が目に飛び込んできます。
世の漫画1ページに平均何コマあるのかは分かりませんが、仮に5コマとするなら、10コマはページをめくる事なく読む事が可能です。
動作的には1ページの5コマ読む、ページをめくる、2,3ページの10コマ読む、ページをめくる、4,5の10コマ読む、繰り返す、です。
しかしWebtoonはそうではない。
1コマ読む、下にスクロール、1コマ読む、下にスクロール、繰り返す・・・
スクロールなんて無意識にやれることかもしれませんが、折角の没入感が台無しでは?
私のやり方が悪いのかもしれませんが、微妙にずれるし。
醒める程は読んでいませんが、興ざめしません?
とまあ、そんな感じで劣化ではないのかと思いました。
以上、憶測で物を語らせて頂きました。
歴史を忘れた民族に未来はない、とか。
あくまで個人の見解です。
タイトルを一部変更しました。