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山を越えたらお城があった件

第82話


あれから1時間程して、山を越えることができた。


「エリスさん、なんだかお城がみえますよ。ご存知ですか?」

僕が訪ねると


「あれはポンタホンタの城だな」

なんちゅう名前じゃ…


「ポンタ?」


「ああ、あそこの王は双子でなポンタとホンタでふたりで王になっていた。だからポンタホンタの城だ」


「でも、あの感じだと、魔物に制圧されてそうですね」


「うむ、あそこの城にはそれなりの力を持った人間がいたが、やはり無理であったか」


「でもまだ生き残りがいるかもしれませんよ」

未来が言う。


「確かに今も戦ってるかもしれないですよね。行きましょう」


「こうしちゃいられねぇな、エリスさん。しっかりつかまってくれ」

福原はダッシュした。


「ちょ、待て、早い早い」

どんどん距離が離れていく。


「みんな急ごう」

僕らは慌てて後を追った。


「1人で先にいったらだめだろ」

なんとか追い付いた…


「すまん、つい焦って」


「き、気持ち悪い、もう吐く」


「えっ」


福原の体を僕の水の魔法で洗い流す。


「こんなことしてる場合じゃないのに」

僕は思わず愚痴る。


「マッスルのせいじゃ。急に走るから」


「すいません、エリスさん」


「よ、よし気を取り直して出陣だ」

エリスさんはテンション低めに号令をかけた。


お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。

主人公は徹です。エリスではありません笑

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