表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

70/704

激闘アイリッシュ村の件

第70話


村はボロボロだ。

生き残りの人はいないだろう。


「ひどい有り様だな、大福娘、魔物の気配はまだするか?」


「はい、強力な匂いがします」


「そうか、各自気を抜くなよ」


戦闘組は力を上げる。未来は防御の魔法をかける。


ロミアは黙って未来の後ろに下がる。


いつでもこい。


すると、崩れかけた建物から魔物が現れた。


魔物?どちらかというとドラキュラみたいな感じだ。


「貴様らか、村の外で暴れまわっていたのは」


「お前がここのボスか」

僕は先頭に立って意気込む


「そうだ、よくも我のしもべをやってくれたな、では行くぞ」


相手は剣を出してきたので僕も瞬時に剣で応戦する。


「やるではないか、小僧」


「くっ」

力は同等か?いや押されている


「魔風烈斬」

敵の技が繰り出される。


僕は魔法障壁を使うが吹き飛ばされ壁に思い切り叩きつけられる。


「ぐはっ」


「徹」

未来がかけよる。


「来ちゃダメだ、未来」


「邪魔だ、娘」


敵の攻撃が未来に向けて放たれる。


「えっ」

未来が吹き飛ばされた。


「み、未来」


「お前、未来を…よくも、よくも」


僕は体が勝手に動いた。


相手に向けて、突進していく。


「何、スピードがまし…」

僕は相手を一刀両断した。


「うおー」

僕は一刀両断したあとに、さらに剣を振り回してバラバラにしたあとにメガフレアで消し飛ばした。


「おうおう、容赦ないな」

エリスがびっくりしていた。


「未来、未来」

僕は未来にかけよる。


ロミアが未来に回復魔法を施していた。

「大丈夫です、意識を失ってますけど、回復は間に合いました」

ロミアが少しおののきながら僕に伝える。


「よ、よかった。ロミアちゃんありがとう」


「徹、剣をしまえ、娘が怖がっておる」


「あ、ごめん、ロミアちゃん」

僕はやっと頭が冷えたようだ。


「しかし、愛する者がいるとすごいものだ、私の力など軽く凌駕しておったぞ」

エリスが言う。


愛する者?僕は未来をみた。

何だか恥ずかしくなってきたぞ。


「おーい、こっちになんかあるぞ」

福原の声が聞こえた。

お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ