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魔女ラビーは強敵な件

第613話


「テラフレア」


「ダイヤモンドバスター」


「はっはっは、なんなのその貧弱な力は」


「遠距離攻撃が効かないのぅ」


「じゃあ接近戦を仕掛けますか」


「そうじゃな」

エリスとダイヤはものすごいスピードでラビーに接近する。


「あら早いじゃない。でもね」

ラビーの尻尾が2人を弾き飛ばす。


「ぬおっ」


「うわっ」


「くそ、ハイパーマッスルガドリング」

パンチの連打をラビーは全て受け止める。


「風神烈風」


「メルメルスラッシュ!!」

一瞬にしてラビーは姿を消す。


「早い!!」


「福原後ろ!!」


「何!!ぐわぁ」

福原は攻撃をもろに受ける。


「くそ、落ち着け。パワー!!」

僕は力を上げる。


「へぇ、坊や。なかなか強いじゃない」


「なめるな、メルメルダイナマイト」

僕は炎の塊をラビーに向けて放つ。


「ふん」

ラビーは両手で僕の攻撃を受け止める。


「あら、あらら」

ラビーはどんどん後ろに下がっていく。


「いいぞ、徹!!」


「メルメルバスター注入」


「ちっ、なめすぎたわね。ちくしょぉぉぉぉ」

ラビーの右手と右脇腹が消し飛ぶ。


「よし、やったぞ」


「おー、やるねぇ。徹」


「く、くそぉぉぉ」


「トドメだ。メルメル!!」


「なぁーんちゃって」


「えっ」

ラビーはすぐに再生していく。


「な、なんだと」


「うーむ、なかなかずるいのぅ」


「ふふふ、私をそう簡単に倒せるとは思わないことね」


「ダークネスバスター」


「ふん!!」

ラビーはロミアの攻撃を簡単に受け止める。


「あらあら、ロミア様」


「ラビー、お久しぶりですね」


「知っておるのか?」


「はい、彼女は私の戦いの先生です」


「ロミア様では私に勝てないわ」


「やってみないとわかりませんよ」


「久しぶりの再会です。どうです?人間など裏切って私と共に行きましょう」


「……」


「ロミアちゃん」


「そんなこと、考える気もありません。ラビー」


「そうですか、せっかくチャンスをあげたのに。バカなお姫様」


「ラビー、私の今の全力を見せます」

ロミアは魔女に変身する。


「へぇ、力を解放できるようになったんですね」


「ラビー、お前は私が殺してやるよ。覚悟するんだな」


「ふふふ、先程までとは随分と性格が違うのね。ロミア様」

ラビーはにやりと笑う。



「ねぇ、早く戦いましょうよ」


「もう、戦いは始まっておりますよ」


「えっ」


「先程から体が重くないですか?」


「そう言われてみれば」


「この魔法陣の中は超重力がかかっています。時間が経過するごとに重力は増します。気づいた時には全身の骨が砕け散るのです」


「中々恐ろしいことを言うのね」


「余裕でいられるのも今のうちですぞ」

魔人は姿を消す。


「ちっ、あいつを倒さないとこの魔法陣からは出られないってことね」


「そうです、ただ大今まで私を見つけることが出来ずに死んでいった者を私は何人も見てきました。あなたもその1人になるでしょう」


「私のリーダーは重力使いでね。よくやられたものよ」


「ほぅ、だから余裕だと言いたいようですね」


「まぁね」

沙羅はあぐらをかいて座る。


「では遠慮なく行きますよ」


「どうぞ、お好きに」



「ダークネススラッシュ」


「ふふふ、甘いですね。ロミア様」


「ちっ!!ちょこまかとうっとおしい」


「ロミアちゃん、手伝います。風神烈風」


「ダークネスバスター」


「へぇ、なかなかいいコンビネーションね」


「エリスさん、あの魔女強いですね」


「うむ、徹よ。今のうちに力を溜めておけ」


「はい、沙羅がいなくても何とかして見せます」


「そうじゃな」



ボタッ

沙羅の頭から血が流れる。


「どうしました。さっきまでの余裕は」


「ゲホッ、甘くみすぎた。ぐっ」

ボキッ

沙羅の腕が折れる。


「さぁ、潰れてしまいなさい。全力重力」


「く、くそぉぉぉぉぉぉぉ」

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