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リベンジの件

第552話


「よし、ダイヤ行くぞ」


「了解」

エリスとダイヤは融合する。


エリスは青みのかかった長髪でその美しさがより際立つ。


「何を見ておるのじゃ。未来」


「いや、何だかずるいなって」


「なんじゃ?」


「とりあえず、私が先頭をきる。カエデとロミアも準備はいいな」


「はい、風神モード発動です」


「私は準備万端だ」

2人ともすでに力を解放している。


「では行くぞ。1000倍ドラゴンモード」

エリスは力を上げてそのまま研究所に突入する。


「ロミアちゃん、私達はあの魔術師を倒しますよ」


「わかっている」

2人もすばやい動きで研究所に入っていく。


「わ、私達も行きましょう」


「私が2人を守りながら戦うわ」


「それで大丈夫なのかよ。弥生」


「ええ、私がここにいられるのもそろそろ限界のようだからむしろそれぐらいしか出来ない」



「おやおや、また来られたんですね」


「ツヨイテキタオス」


「マッスル、私が相手じゃ」

エリスはフルパワーで福原を殴る。


「グォォォォォ」

福原は勢いよく壁に激突する。


「今だ!!」


「風神烈火斬」


「ダークネスクラッシュ」


「おやおや、私を狙ってきましたか。ダークネスシールド」

ロッサは2人の攻撃を防ぐ。


「ちっ、なかなか強力なシールドだな。おいカエデもっと力を出せ。怯えるのもいい加減にしろ」


「うっ、うるさいな。ロミアちゃん」


「ならば私が行くぞ。ロッサ私を覚えているな」


「もちろんです、お姫様」


「ならば私の力も覚えているだろう」

ロミアは力を上げていく。


「おやおや、これ以上力を上げられると流石に受け流すことはできませんね」


「風神神風脚」

カエデの技がロッサをとらえる。


「ぐぅ。やりますね」


「ちっ、私の出番を横取りするな」


「ロミア、私がこいつにダメージを与えます。貴女はこいつを倒す準備をしてください」


「ほう、いいだろう。存分にやるがいい」


「くっ、その力は神の力ですね。なぜ人間が…」


「これから倒される貴方が知る必要はありません。風神烈風脚」


「ふっふっふ。なかなかいいぞ。カエデ」

ロミアは満足そうに見下ろす。


「だがまだまだ限界を越えていないな」


「ダークブラスター」

ロッサの攻撃でカエデが吹き飛ぶ。


「次は姫様の番です」


「いや、まだだな」


「何?」


「限界を!!越える!!」

カエデが両手を力強く握りパワーを上げる。


「これは風神の力じゃない。私の力だぁーーーー」

カエデはまばゆい光に包まれる。


「ククッ、限界を超えたなぁ。私も負けていられんな」

ロミアもさらに力を上げていく。


「な、なんなんですか。神の力ではない。貴女は何者だ」


「言ったでしょう。これから消えるあんたが知る必要はないって」

カエデの髪と目は金色に輝き、そして体全体が虹色のオーラを発している。



「カエデのやつ、ここにきて限界突破とはな」

(エリス様、前々)


「マッスルパンチ」


「マッスル。私も本気で相手をしてやろう」

エリスの目が赤く光る。

すると福原は再び壁まで吹き飛ばされる。


「ぐっぐぅぅぅぅぅ」

エリスの体から黒いオーラが流れる。



「おいおい、力がスゴすぎて中に入れねぇよ」


「私達どうすればいいの?」


「と、とりあえず巻き込まれないように防御しようか」

弥生は息切れを起こしている。


「弥生!?」


「そろそろ徹に戻りそうだわ。徹には私のことは言わずにメルルンと変わったって言ってね」


「もう会えないのか?」


「また、変身する機会があれば会えるよ。でもしばらくは無理そうかな。力を使いすぎちゃったし」


「弥生…」



「オ、オレノウデガ」


「すまないナ。力の加減がデキナクてね」

エリスは福原の手を簡単に切断する。


「キサマナニモノダ」


「私はアクマだよ」

エリスは福原を八つ裂きにする。

(ちょ、殺しちゃだめだよ!!)


「ダイジョブだ。生かしてはいる」



「ちいっ、まさかこんなことになるとは」


「魔神封滅斬」

カエデがロッサの腕を斬る。


「くっこれでは!!」


「カエデもう良い。後は私が食らう」

ロミアの背中から無数の触手が現れロッサを包み込む。


「ぐ、ぐおおおお。ロミア…貴様ぁ」


「ふん、今さら本性を現したな。キザ男め。さらばだ」

ロッサは触手に呑み込まれ消滅する。


「さてと終わったな。エリスはどうだ?」


「こちらはもう終わったぞ」

エリスの足元には福原が倒れている。


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