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休憩中だけど魔物がどんどん現れるの件

第493話


「な、なんの音!!」


「魔物の大群が来てるぜ」


「よっしゃ、あたいらで戦うぜ」


「僕も戦うよ」


「いや、お前は休んでろ。俺と未来とヒデリさんで何とかするぜ」


「よっしゃ、ギガントミサイル」


「メルメルファイヤー」


「ダンベルスイング」

3人は次々と魔物を倒していく。


「おお、皆すごい」


「このまま行くぜ。アームバスター」


「マッスルガドリング」


すると地面が揺れ始める。


「な、なんだ」


「これは足音か!?」


すると目の前に巨大な怪獣が現れる。


「くそ、定期的に現れるな。巨大なやつ」


「マッスルタックル」

怪獣の蹴りがタックルを相殺する。


「ぐぅ」


「ダブルアームバスター」


怪獣は熱線を吐き出す。


「よし、その攻撃もらったぜ!!」


「だめだ!!ヒデリさん」


「えっ!?」


怪獣の熱線はヒデリのメカボディを突き破る。


「あっ、やば…」


「ヒデリさん!!」


ヒデリは血だらけになって倒れる。


「ヒデリ!!」

未来がすぐに回復魔法をかける。


「くそ、僕も戦う!!メルメルサンダークラーッシュ」

怪獣は後方に吹っ飛ぶ。


「メルメルギロチンスラッシュ」

僕は怪獣の腕を切断する。


「ぎゃおぉぉぉぉん」


「と、徹。すげぇな」


「これ以上仲間をやらせるか!!メルメルスラッシャー」

怪獣はバラバラに切断され肉片になっていく。


「はぁはぁはぁ」


「徹、大丈夫かよ」


「あ、ああ」


「ヒデリ!!大丈夫」


「情けねぇ。メカがなければ死んでた」


「回復が間に合ってよかったわ」


「ああ、サンキュー未来。やっぱりあたいは足手まといなんかな…」


「そんなことないわよ」



「ふむ、最近怪我人が多いのぅ」


「そうだねぇー」


「むっ、そう言えばお主は戦いに参加できただろ」


「ああー。そういえばそうだったねぇ」


「まったくお前というやつは」


「でもあれだね。皆のレベルアップが必要だねー」


「ああ、思ったより魔物の力が強くなっている」


「オッケーわかった」


「何がわかったのだ」



「おーい、みんな」


「ダイヤさん。どうしたんですか?」


「徹、君はそこで座ってて」


「えっ!?なんで!!」


「まぁまぁ。さてと3人とも私と本気で戦おうじゃないか」


「えっ!!」


「ヒデリは怪我はもう大丈夫かい?」


「あ、ああ未来のお陰でなんともないぜ」


「ならよかった。今から3人の修行をするよ」


「え、いきなりどうしたんですか?」


「うん、魔物の力が思った以上にレベルアップしている。今のままだと危険だからね」


「やっぱり俺達は足を引っ張ってるってことですか?」


「そういうことではないよ。ただ今の魔物が君達の力に追い付いているだけ。今までみたいに魔物は雑魚と考えて戦ってると今回みたいになるからね」


「うっ、言い返せねよ」


「だから気合いを入れ直す意味でも私と勝負だ!!」


「やるしかないわね」

未来が先頭に立つ。


「君は物分かりがよくていいね」



「いいんですか?エリスさん」


「おお、徹。何がだ?」


「いや、みんなボロボロな時に修行なんて」


「ダイヤもこないだ死にかけたからな。いや死んだのか? あいつ自身も自信を取り戻したいのだろう。あれからまともに戦闘してないしな」


「言われてみれば…よく見てますね」


「当然だ。あやつは分かりやすいからな」


「そうなんですね」


「それより、正直な話。今魔物が攻めてきたらお主しか頼れん。万が一に備えて体を休めてくれ」


「えっ、は、はい」


「どうした?」


「いえ、僕も最近メルルン頼りになっていたので」


「お前は私との修行でメルルンに頼らなくても十分な力を得ているもっと自信を持て」


「はい」


「まぁ、とりあえず私はグータラするかな」

エリスさんは布団を出してゴロゴロし始める。


いつもどこからその布団が出てくるんだ…

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