ダイヤのピンチの件
第481話
「誰もいないのかなー」
魔人の気配は感じるんだけどなぁ。
暗闇からいきなりダイヤに向けて強烈な光が当たる。
「うわ、眩しい」
すると部屋の証明が着く。
「ははは、油断したな。我はクローク。この研究所の所長だ」
「くっ、目が見えない」
「ふふふ、くらえ。魔人バスター」
クロークの攻撃がダイヤに直撃する。
「くっ!!」
「ダイヤモンドバスター」
「はっはっは、どこに攻撃しているんだ」
「ダイヤ何をやっておるのじゃ」
「いや、エリス様の方が何やってるのー」
「よそ見してる場合か。魔人スラッシャー」
「ダイヤモンドコーティング」
ダイヤは防御を上げる。
「ちっ、技が通らないか。ならばひたすら攻撃するのみだ」
次から次へとダイヤに攻撃が当たる。
「守ってるだけではダメだぞ!!」
「そうは言っても目が見えないからねぇ」
「はっはっは。このまま倒してやる。魔人ハイパーバスター」
「よっと」
ダイヤは攻撃を受け止める。
「なに!!」
「そんなに力を出してたら場所くらいわかるよ。MDソード」
「あぶねぇ」
「あ、避けられたか」
「おい!!ダイヤ。MDソードってなんじゃ」
「マスタードラゴンソードの略だよ」
「ちょっと今そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。早く入りなさいよ」
「仕方ないじゃろ、挟まっておるのじゃ」
「ふん、巨乳があだになったわね」
「貧乳よ。私が挟まってるのは顔だ」
「僕が扉を破壊しますよ」
「止めろ。失敗したら私の顔が壊れる」
「ダイヤ、お主が頑張るしかないぞ」
「わかってるって」
「こいつら、さっきから俺をないがしろにするんじゃねぇ。魔人フルパワー」
「そこだー」
ダイヤはクロークを掴む。
「何!!」
「だから力を出しすぎたら場所がばれるっていったじゃん」
「ダイヤ気をつけろ!!」
「えっ!?」
クロークとダイヤを光の刃が貫通する。
「な、なんだと…」
「ぐっ」
「何があったんですか!!」
「何か別の魔物がいる。ダイヤがやられた」
「えっ!!」
クロークは絶命する。
「不意討ちなんてずるいなぁ。げぼっ」
ダイヤが血を大量に吐き出す。
「グルルルル」
ダイヤの目の前にはドラゴン型の魔物が立っている。
「困ったな。すごい力だね。目が見えれば戦えるんだけ…ぐっ」
ダイヤの右手が吹き飛ぶ
「ダイヤ!!」
「あはは、やばいな…」
ダイヤは倒れたまま立ち上がれない
「ぐるるる」
ドラゴン型がダイヤを踏み潰す
「ダイヤーーーー」
エリスの目が赤く光る。
挟まれていた扉が粉々に破壊される。
「ぐるる!?」
「よくも私の仲間をやってくれたじゃないか」
「やばい!エリスさんがキレてる。未来離れるよ」
「えっ、でも」
「エリス様、大丈夫だよ。私はまだ生きてるよー」
「お前はそこで寝ていろ」
「ぐるるる!!」
ドラゴン型の魔物はエリスに襲いかかる。
「鳳凰剣奥義。本気鳳凰斬!!」
「だせぇ!!」
僕は思わず声を上げる。
「徹、口調が」
ドラゴン型は跡形もなく消滅する。
「あはは、すごい力だねぇ。エリス様」
「しっかりしろダイヤ!!」
「ちょっとダイヤさん」
未来が急いで回復魔法をかける。
「だめ、出血が止まらない」
「ダイヤさん」
ダイヤはぴくりとも動かなくなる。
「フレイル何とかならんか」
(主よ、我には何もできませぬ。これがダイヤの運命です)
「そんな、僕が何とかします。うぉぉぉぉぉぉ」
僕は力を一気に上げる。
「僕の力をダイヤさんに渡します」
「それで何とかなるのか!!」
「やってみるしかないでしょう!!」
僕は更に力を上げる。
「あれ? 意識が」
「えっ、徹!?」
徹の体が光に包まれる。
「まさか!!」
「じゃーん、魔法少女メルルン参上」
「おお、メルルン何とかしてくれ!!」
「これは酷いね。というかもう…」
「お主でもダメか…」
「残念だけど」
「そんな、ダイヤさん。いやよ、起きてよ。ダイヤさん」
壊れた天井から雨がポツポツと降ってくる。
「どうしたんだ!!魔人を倒し終えた福原が走ってくる」
「ダイヤさんが…ダイヤさんが…」
「メルルンどうにかしてくれ。頼む」
「仕方ない。メルメルピコピコハンマー」
「は、ハンマー?」
「とおっ」
ピコンとダイヤの頭を叩く。
「ふにゃ、もう起きる時間?」
「なぬ」
「死なないために寝てたのにぃ」
「な、なんじゃとぉーーーーー」
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