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マジンジャーグレートの件

第426話


「なんだと、マジンジャーが敗れただって」


「そうだ、リーダー」


「人間のくせによくもマジンジャーを」


「俺たちで倒しに行くか」


「そうだな」



「しかし、こんな何もないところでキャンプ等してて良いのかのぅ」


確かにこの一帯は何もない。まぁだからキャンプ道具も広げやすかったんだけど。


「ここで敵に襲われても戦いやすいんじゃないですか?」


「まぁな、しかし万が一の時に隠れるところがない」


「その時は僕が壁を召還しますよ」


「私もダイヤモンドで守ってあげるよー」


「わたひもまもりまふよ」


「口の中の物を飲み込んでから話さんかい」


しかし、静かすぎるな。でも流石に敵が来たらわかるよな。


「どうした?徹」


「いや、やっぱりマジンジャーグレートが気になって」


「今のところ気配はないですから大丈夫ですよ。徹さん」


「ありがとう、ロミアちゃん」


「よし、徹。ランニングするぞ」


「え!!」


「私も一緒に行くわ」


「おお、行こうぜ。未来」


「ほら、徹も早く」


「はーい」



「あの地上人チームは強くなったねぇ」


「うむ、最初に会ったときはどうなるかと思ったが」


しかし、本当に何もないなってあれは


「ちょっと待った!!」


「なんだ? もうギブアップか?」


「いや、あそこに明らかに違和感のある崖がある」


「本当ね。周りは何もないのに」


「破壊してみるか。メルメルバーニングバスター」


「ちょっと大丈夫なの!!」


僕が放った魔法で崖が爆発する。


すると人型が5人ジャンプして着地した。


「ふははは、よくぞ気づいたな」


「我々はマジン」


「まて、その名乗りはリーダーの私の仕事だ」


「たまには俺に言わせてくれよ」


「じゃあ俺が言っちゃう。マジン」


「ダメダメ、それは私がやるわ」


「ええい、しまらんではないか」


「あのー、あなたたちは」


「ふん、俺たちの恐ろしさにひいてるな」


「マヌケっぽいから言葉を失っただけよ」


「おい、あの貧乳生意気だぞ」


「貧乳は関係ないでしょ。あんたたちマジンジャーグレートでしょ」


………


「名乗られた」


「リーダーあいつひどいやつだ」


「倒そう」


「倒しましょう」


しまった、結構みんなと距離が離れてる。

グレートって言うだけあってマジンジャーよりも強いぞ


「僕が時間を稼ぐから皆を呼んできて」


「ふん、貴様みたいな。貧弱に時間稼ぎができるかな」


「メルメルパワー」

僕は力を上げる。


「な、なに!!」


「よし、5人で一気にタコ殴りだ」


「風神竜巻」

カエデの竜巻が5人を散会させる。


「カエデさん、それにロミアちゃん」


「どうしてここに」


「徹さんの力を感じましたから」


「あとから、皆も来ますよ」


「おい、あれロミア様じゃないか?」


「そうだよな」


「なんでこんなところに?」


「 全部聴こえてますよ。マジンジャーグレートの皆さん。私の力はご存知ですよね」


「……俺達だって力をつけたんだ。ロミア様には負けないぜ。行くぞみんな」


「まぁ、5人全員でかかってくるのは良いことですね」


5人の攻撃がロミアを直撃する。


「ロミア!!」


「どうしました? 私はここですよ」

ロミアは翼を出して空中に飛んでいる。


「な、いつの間に」


「前回は私は戦えなかったので少し本気を出させてもらいますね」

ロミアの瞳が赤く光る。





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