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一方エリス組はの件

第402話


「メルメルファイヤー」

エリスは魔法障壁で防ぐ。


「風神列脚」


「甘い!!」

エリスはカエデを魔法障壁でそのまま吹っ飛ばす。


「くぅ、隙がありませんね。徹さん、私が隙を作ります」


「わかった!!」


カエデは猛スピードでエリスに向かっていく。


「グランドファイヤー」

エリスが叫ぶと、地面から炎の柱が次々と出てくる。


「わわっ!!」

カエデは急ブレーキをかける。

するとエリスが目の前に現れてカエデのボディにパンチが入る。


「ぐうっ」


「カエデさん!! メルメル卓球アタック」

僕は卓球玉状の光線を連続で撃ち込む。


「そんな、攻撃では私は倒せないぞ」

エリスは手で僕の光線を弾いていく。


くそ、大人エリスさんとの修行はこの世界にきて2回目だけど1回目の時とは全然違う!!


「忍法巨大手裏剣」

カエデはどこから出したのか大きな手裏剣を

エリスに向かって投げる。


エリスは手裏剣の方に目を向ける。


今だ


「メルメルガドリングパンチ」


エリスは素早くカエデの手裏剣を受け取り僕のパンチを手裏剣で受け止める。


「……」

僕とカエデさんは唖然として動けなくなる。


「どうした?もう終わりか」


つ、強すぎる。


「まずは一撃私に入れてみろ。本気で来い」


「うぉぉぉ、メルメルテレポート」

僕は姿を消す。

そしてエリスさんの背後にテレポートする。


「メルメルサンダー」

くるりと宙返りのようなジャンプをして華麗にかわされる。

そして、そのまま背中に蹴りを食らう。


「がは!!」


「風神烈火」

炎の竜巻がエリスを襲う。


「ファイヤストーム」

エリスは巨大な炎の竜巻を出してカエデの攻撃を呑み込む。


「う、うそぉ!!」

カエデはまたも吹き飛ばされる。



「うわぁー、すごいなぁ。エリス様」

ダイヤが思わず動きを止める。


同様に未来と福原も止まる。


「あの2人ってうちのエースよね。戦闘力では」


「そうだね、徹もカエデも強いのにねー」


「あんなに力の差があるなんて」


「いや、エリス様もそうとうギリギリのところでやりあってると思うよ」


「そうなのか。そうには見えないけど」


「そう見えたら相手にやられるからね。さぁ私たちも続きをやるよ」


「はい!!」


「メルメルライトニングバスター!!」


「テラフレア」


2つの強力な魔法がぶつかり爆発を起こす。


「この煙でもエリスさんは私には見えます!!」


カエデが煙の中に入っていく。


「い、いない!!」


「うわぁ!!」


カエデは声のする方を見る。

徹が殴られる瞬間だった。


「い、いつの間に」


エリスがカエデを見る。


「ひっ!!」

カエデは恐怖する。


な、なんて威圧感。

動けない…


ふぅ

エリスは一息つく。


「よし、一旦休憩だ。少し休んだらまた再開するぞ」


「は、はい」


「くそ、一撃も与えられなかった」


「私は最後恐怖心が出てしまいました」


「やっぱりすごいんだな。エリスさんって」


「本当ですね」


やれやれ、一瞬でも油断したらこっちもやばかったのぅ。


(主は上手くやってましたよ)


そりゃそうじゃ。簡単にやられたら主人公の座が危ういからのぅ


(主はいつから主人公に…)


とりあえず休憩じゃ。


「ダイヤさんの方もすごいですね」


「ああ、攻撃は当ててるみたいだけどいなされてるね」


「やっぱり10年前の英雄さん達はすごいんですねぇ」


「そうだねぇ」


「おい、お前らやつらの動きもよく見とけよ」


「は、はい」


ダイヤさんの修行はエリスさんと違ってわざと攻撃をくらってるようにみえた。



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