エンドラ国の城を攻める件(中編)
第39話
「ふたりとも大丈夫かな?」
「回復役がいないのがきになるから長期戦は厳しいかもしれない。なるべく早く行動しないとだね」
そもそも生存者はいるのか?あてもないがいくしかない。地下の階段を降り終えた。
あたり一面牢屋になっている。
「誰かいますか?」
未来が声をかける。
「人間か?人間が助けに来てくれたのか?」
いた、生存者だ。
「みなさん、無事ですか?今牢屋を壊します」
僕は魔法ですべての牢屋を壊した。
なかからは子供から大人まで沢山の人たちがでてきた。
「助かったよ、君たちは?」
「僕らはラングレン国からきました」
「おお、ラングレン国の方々か、こんな風貌で恥ずかしいが、わたしはエンドラ国王だ。このたびは本当に感謝する」
「とんでもありません。しかし今上では僕らの仲間がまだ魔物と戦っています。なので今しばらくここで待っていてください。万が一の時は逃げてくださいね」
「かたじけない。無事を祈る」
僕と未来は急いで上にあがる。
「一緒につれてこなくてよかったの?」
「そうしたかったけど、さすがにあれだけの人数を守りながら戦うのは難しいから、さっさとここのボスを倒すのがいいかなって」
「そっか、じゃあ急ぎましょう」
「やれやれ、いくら倒してもわらわらとわいてくるのう、カエデ大丈夫か?」
「はい、大分お腹はすいてきましたが大丈夫です」
カエデの力がどんどんあがっていくのをエリスは感じた。
腹がへっている方が力があがるとかほんとへんなやつじゃのう…
「てめぇら、調子に乗るなよ」
「また、貴様かグレン。いいかげん諦めたらどうだ。もうみあきたわい。」
「うるさい、今日こそは決着をつけてやる。」
グレンの魔力が高まる。
「ふん、どうやら今回はマジなようだな」
エリスも力をあげる。
カエデは自分の出る幕はなさそうだと、回りにいる魔物を相手にすることにした。
「ダークフレア」
「メガフレア」
黒き炎と赤色炎がぶつかる。
エリスの炎がグレンの炎をおしこむ
「どうした?こんなものか?」
「ちい、まけられねぇんだよぉ」
グレンは必死にたえる。
「あまいな。」
エリスはさらに力を上げてグレンごと炎に飲み込んだ。
「お主のしぶとさは認めるが私と戦うには力が足りなかったな」
「ち、ちくしょう」
グレンは何かを出した。そしてそれを飲み込んだ。
「うおぉぉぉぉ、ぐがぁおお」
グレンが苦しはじめる。そして体が変形していく。
「やれやれ、化物になってでも私を倒したいか。その覚悟は買ってやる。私も本気で相手をしてやろう」
エリスの力がさらに上がる。
この人の力はどこまであがるのだろう?カエデはそんなことをかんがえながら魔物を次々と倒していく。
「さあ、こいグレン。」
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