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森の魔物達を倒しましょうの件

第324話


「ああ、喰われた」


「ど、どうするのよ」


「仕方があるまい。とりあえず蛇を倒そう」


「いやいや、それじゃダイヤさんが」


「もう溶けたんじゃね?」


すると蛇が苦しみ出す。


「な、何」


バリバリバリと蛇が飛散する。


ダイヤはドラゴンになっている。


「やばい、またキレてるんじゃないですか?」


「ちょっと後ろ、また蛇がきたよ」


ダイヤドラゴンは蛇の方に向かって、光線をはく。


光線の直撃を食らった蛇はまた爆散する。


「ぐるぅぅぅ」

ドシン、ドシンと山をダイヤは登っていく。


「どうやら理性はしっかりあるようじゃな」

僕たちもダイヤさんに続く。


こんどはゴリラ型が現れる。


ゴリラはなにか鈍器のような物をもっている。


「ぐごぉぉぉ」


ゴリラが雄叫びをあげながらダイヤに殴りかかる。


ダイヤドラゴンは大きな手でゴリラをふきとばす。


「ぐぉぉぉ」

ゴリラはしつこく攻撃を仕掛ける。


ダイヤドラゴンは大きな口をあけてゴリラに噛みつく。そしてそのまま食いちぎる。


「ああ、またR指定に」


「何の心配をしてんのよ」


「おい!ダイヤ。そろそろ人型に戻ったらどうだ」


「面倒だからこのままでいい。目立った方が魔物も近づいてくるだろう。片っ端から倒してやる」


「まぁ、それならそれでいいけど」


「僕達も戦いましょう」


「そうですね!気づいたらおさるさんに囲まれてます」


「えっうそ」


「ここは僕とカエデさんに任せてください、いきますよ、カエデさん」


「はい、風神飛翔斬」


「メルメルサンダークラッシュ」


周辺の猿型は次から次へと消滅していく。


バキバキバキ。大木を破壊する音が聞こえる。


「何か巨大な魔物が近づいてきますね」


熊型の魔物が現れた。


「で、でかい」


「どうやらこいつが岩石を投げてたようじゃな」


ダイヤドラゴンが立ち上がって咆哮をあげる。


熊型は思わず後ろに下がる。


「ダイヤモンドバースト」

ダイヤの口からダイヤモンドでコーティングされた光線が発射される。


熊型はそれを両手でガードしながら後ろに下がっていく。


「おお、なかなか頑丈な熊じゃな」


「ぐぉぉぉん」


熊が走ってダイヤドラゴンに突撃をする。


思わずダイヤドラゴンはバランスを崩して倒れ混む。

すかさず倒れたダイヤドラゴンの腹に乗っかり鋭い爪で攻撃を仕掛ける。


「ダイヤさん」


「あたいに任せな、ハンドブラスター」

ヒデリの手の甲からビームが発射される。

熊型の頭部に光線が当たりバランスを崩す。


「よっしゃ、直撃だ」


バランスを崩した熊型が起き上がろうとしたところにダイヤドラゴンが勢いよく尻尾で攻撃をする。


所々ダイヤモンドのトゲが生えているしっぽに熊型は串刺しになる。


ドサリと熊型は死亡する。


「魔物の気配はどうだ?カエデ」


「まだまだいそうですね」


「ふむ、手分けして倒していくか」


「えっ?大丈夫なの?」


「まぁ確かにその方がいいかも知れないですね」


「よし!では私とダイヤと未来とヒデリはこっちだ」


「向こうは徹とカエデとロミアで頼む」


「どういうパーティ分けなの?」


「回復魔法が使えるやつは各パーティに必要だから分けた。それだけじゃよ。残念だが徹と一緒にいるのは少し我慢してくれ」


「な、な、な、な、な」


「そろそろ慣れてくれよ。未来」


「よし、では頂上で合流するぞ」


「了解です」


僕たちはふたてに別れて魔物退治をすることになった。

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