次の村でまたあいつがいた件
第33話
魔物が続々と現れた。
「みんないきますよ」
「ディフェンス、オフェンスオール」
未来の魔法が僕らの力をあげる。
「よし、メガフレア」
「メルメルサンダー」
「風神疾風破」
それぞれの技が魔物を消滅させる。
「カエデさん、術も使えるんですね」
「そうですよ、お二人が目立っていたのであまり見せる機会はありませんでしたが」
地面からもゴーレムが現れる。空からも魔物がさらにやって来る。なんかこのゴーレムどっかでみたな…
「エリスさんもしかして、またあいつですか?」
「そうみたいだな、あやつもしつこいのう」
「ストーカーみたいね」
「貴様ら好き勝手いいやがって」
ああ、やっぱり。グレンだ。
「こないだ、僕に吹っ飛ばされたけど無事だったんだな」
「そう簡単に俺は死なねぇ。今日こそ殺してやる。」
「まて、グレン」
グレンが止まる。
「ふん、こいつらが噂の連中か」
「スペンサー様、そうです。今度こそ私がしとめてみせます。」
スペンサーと呼ばれた男はいかにも強そうな雰囲気を醸し出していた。
「グレン貴様はここでみていろ、私が相手をしてくる。」
これはマジで行かないとあぶないかもしれないな…僕は力を溜める。
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