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魔族の城に着きましたの件(前編)

第262話


「ここが魔族の城ですね」


「うむ、そのようじゃな」


「魔物の匂いがぷんぷんしますよ」


「なんだか久しぶりね。カエデのその感じ」

未来がほっとしたように言う


「よし、早速門を壊そうぜ、ミサイル行くぞ」

ヒデリがミサイルを発射する体制に入る。


「うむ、思いっきりやってやれ」


「よっしゃあ、ミサイル発射ぁ」


ヒデリが発射したミサイルは城門をふっとばす


騒ぎに気づいた魔物がわらわらと現れる。


「次は僕が、メルメルバスター」


現れた魔物を一瞬で消しさる。


「よし、中に入ろう」


ゴーレムがドシドシと歩いてくる。


「おりゃあ、マッスルダイナマイトタックル」

ゴーレムを粉々にする。


僕たちは次から次へとでてくる魔物を倒していく。


「まだ1階でこんなに魔物がいるのか」

僕は思わずぼやく。


「ぼやいてもしょうがないぜ、徹。筋トレだと思え」


「いや、さすがに筋トレとは思えないよ」


「でも、これだけの数。もしかしたら上の階からも来てるかもですね、徹さん。饅頭出せますか」

カエデが饅頭を要求してきた。


「食べながら戦うと喉につまるよ」

そういいながら僕は饅頭を渡す。


「力のコントロールのためですよ」

どや顔をしながら言う。


「それにしても、数が多いわよ」

未来が僕たちに回復魔法をかけてくれる。


「よし、まっするとあたいでここに残ってこいつらを倒すってのはどうだ?」

ヒデリが提案する。


「俺はかまわないぜ」


「よっしゃ、そうと決まれば2階に行く道を開くぜ」

ヒデリがミサイルをぶっぱなす。


「本当に大丈夫?」


「おう、まかせとけ」


僕らは2階に駆け抜けていく。


「2階にも沢山魔物の匂いがしますね」


「頑張って戦うしかないね」


「よし、私に任せろ」

球体君からしゅっとエリスが出てきた。


「封神剣鳳凰光破」

エリスの剣から炎の光が全方位に広がり魔物が消滅していく。


「す、すごい」


「どうしたのよ、珍しくやる気を出して」


「うるさいのぅ、まだ倒しきっておらん。ここは私に任せて先に行け。すぐに向かう」


「ええ、どうしたんですか?エリスさん」


「失礼なやつらだのぅ、いいからさっさと行かんかい」


「無理しないでくださいね」

カエデがエリスに言う。


そして僕らは次の階に上がっていく。





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