表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

216/704

やっと、村についた件

第215話


「よっしゃ、あそこに村があるぞ」

ヒデリが指を指した。


「さっきまでは幻術で村が見えなかったのか」


「そうだな、あのままだと永遠とつかなかったぜ、ロミアのおかげだな」


「うぅ、ヒデリさん。忘れてください」

ロミアが半泣きで言う。


「なんでだ、かっこよかったぞ」


「うぅ」


「まぁまぁ、とりあえず村に行きましょう」

カエデがわってはいる。


「村には生き残りはいないんだろうな」

僕はポツリと言う


「え、なんで」


「だってあんな強い魔物がいただろう」


「いや、あやつのことだから村人を操っている可能性があるから生きてるかもしれんぞ」


「ほんとですか!!」


「可能性の話じゃ、行ってみないとわからん」


そして、僕らは村に到着した。


「おい、みんな人が沢山倒れてるぞ」

福原が大声で言う。


「どうやら、ゲロの幻術が解けたのだろう」


「目を覚ますまで待ちますか」


30分後


「ええい、なかなか目を覚まさんではないか」


「仕方ないでしょ、あんただって一度寝たら全然起きないし」


「未来、あんたって言わないで」

僕は慌てる。


「それにしてもじゃ」


「う、うう」


「お、おきたぞ」


「うわ、なんだあんたたちは」


「おちつけ、俺たちは旅人だ」

福原旅人って…


「私たちはどうしたんだ、魔族がいきなり現れて、てっきりみな殺されたと思っていたんだが」


「ああ、おまえらは魔族の幻術にかけられていたんだよ、そこら辺にばたばた倒れているものたちも時期に目を覚ますだろう」


「そうだったんですね、あなたたちがあの魔族を倒してくれたんですね」


「まぁ、そうだな」

ニヤリとロミアをエリスが見る


「うぅ」

ロミアはカエデの後ろに隠れる。


「しかし、冗談抜きで殺されなくてよかったな」

ヒデリが言う。


「ええ、もうだめだと思ってましたから」


「とりあえず、皆が目を覚ましたら食事にしましょう」

僕はテーブルやお皿を魔法で出す。


「何から何まですいません」


1時間後…


「まだ目を覚まさんのか!!」


「しかたないでしょう」


「と、とりあえずもう少し待ちましょう、エリスさん」


「じゃあ、私はこの周辺を見回りしてきます」


「カエデさん、私も行きます」


カエデとロミアは二人で見回りにいった。

お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ