表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

214/704

ムラムラ村はオークの群れで暑苦しかった件

第213話


「お、見えてきたぞ」


「なんだか行きたくないわぁ」


「うわー、オークの群れが沢山いますよ、暑苦しそう」


「よし、俺が倒してくるぜ」


「何だか余計に暑苦しくなりそうじゃな」


「みんなでいくぞ、あれだけ数が多いとさすがに1人では無理じゃ」



「近づくだけでなんだか暑いですね」


「なぁ、あたいのミサイルで先制攻撃といかねぇか」


「うむ、いいじゃろう。メカ子やるのじゃ」


「よっしゃあ、メガトンミサイル発射ぁ」


「ん?メガトン」


ムラムラ村のオークの群れめがけて、どでかいミサイルが撃ち込まれた。


不謹慎だがムラムラ村にきのこ雲の煙が上がる。


「ちょっ、やりすぎじゃないか?」


「また、調整ミスだな、やっちまった」


「でも人の匂いはしなかったのでまだよかったと思います」


「そうじゃな、村はひとつ消えたが」


「一応、様子見てみますか?」


「そうじゃな」


「おお!すごいですよ、ヒデリちゃん」


「ん、何がだ」


「あんなに派手に爆発したのにオークだけが死んでますよ」


「ほんとだ村は残ってるわね」


「なんだか都合のいいミサイルだな」


「まぁ、結果オーライだね」


「よっしゃ、じゃあパーツ集めしてくるわ」


「我々も何か遺品等ないか見るぞ」

「了解しました」


1時間後…


「よし、遺品は埋葬しておこう」


「穴堀は終わってるぜ」


「メカ子は何を回収したのじゃ」


「オークが持っていた武器を回収したぜ、なかなか豊作だったわ」

ホクホクした顔でヒデリは言う。


「じゃあ、埋葬も終わったし、次の目的地に向かいますか」


「うむ、そうじゃな」


「でも、ここの村ってどんな人が住んでいたんだろう」


「確かに気になるわね」


「遺品もダンベルとか筋トレグッズばっかりだったな」


「じゃあ、福原が一杯いたんだろうな」


「うわ、暑苦しい」


「失礼だな、未来。俺はぜひあってみたかったぜ」


僕は会いたくないな…

お読みいただいてありがとうございます。ブックマークや、評価いただけるとうれしいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ