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量産型のあいつが沢山でた件

第170話


「次はどこですか?」


「ああ、この先にでーずーランドというところがある昔はテーマパークでな」


「色んな意味で危険そうなところね」


「そうか?モッキーモウスが可愛かったのだが」

もう色々やばい


「と、とりあえずそこに向かいましょう」


「何を慌てておるのじゃ?」


「おい、前からメカメカしいやつがくるよ」

ヒデリが目をキラキラと輝かしてた。


「あれって」


「メカグレミー」


「本体はもういないのになんともあわれじゃのう、グレミー」


「それにしても多いな」


「すげー、あのメカ、私のパーツにするしかない」


「もうパーツ扱いなのね」


「ミサイル発射ぁ」


「ちょ、早い、早い」


どごぉぉぉぉぉん


量産型メカグレミーが木っ端微塵に吹っ飛んだ


「ちょ、壊していいの?」


「ジャンクになったパーツを集めるんだよ」


「ますますあわれよのう、しかしメカ子、まだ来るぞ」


「じゃあ、僕たちも戦いますか」


「ちゃんとばらしくれよな」


10分後


「倒し終えたね」


「宝の山だわ」


機械のアームで部品をかき集めている。

「しかし、今さらこんなに大量に現れたのは何でですかね」


「多分…在庫処分だよ」


「あわれなやつ」


「やや、ヒデリちゃん。デカメカグレミーが来ましたよ」


「おお、何と魅力的なパーツ」


「よーし、では風神乱れ斬」

巨大メカグレミーがバラバラになっていく。


「おお、カエデ殿、すばらしい解体だ」


「たのしそうですね」


「わたしゃグレミーがあわれでみてられん」


「いやぁ、いいパーツが沢山取れた」

ホクホクと嬉しそうな顔でヒデリが戻ってきた。


「メカ子、次の目的地もそれなりのパーツがあると思うぞ」


「おお、それは楽しみ、早く向かいましょう」


僕らは危険なテーマパーク目指して歩き始めた。



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