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雪国からなかなか出られない件

第167話


「さぁ、魔物もだおじまじだじ、ばやぐごごがらでばじょう」

カエデさんがガタガタ震えながら言う。


「そうは行ってもこの吹雪では次の目的地には行けんぞ。吹雪がやむまで待つのが懸命じゃ」


「な、なんじぇずど」


「確かに、これでは動けませんよね」


「テントじゃふきとばされちまうぞ」


「とりあえず、メカ子が破壊した村まで言ってみるか」


「動くのは不味いので…メルメルメルメル鉄の小屋」


僕は鉄でできた小屋を出した。


「おお、すごいな」

カエデさんは足早に小屋に入っていった。


「電気ストーブも出しとくか」


「あんたの魔法は便利よねぇ」


「おい、徹とかいうやつ、あたいが知らないメカを沢山だしてる。お前何者だ」


「異世界から来たんだ、言われてみると僕たちの世界もメカは沢山あるね」


「まぁ武器ではないけどな」


「はぁ、暖かい」


「大丈夫ですか、カエデさん」


「ロミアちゃん、なんとか暖まってきましたよ」


「けどよぉ、この吹雪やむのかねぇ」


「この辺は確かに雪がすごいがここまでってのは何かおかしいきがするんじゃよ」

「エリスさん、それってもしかして、この吹雪を起こしてる魔族がいるってことですか?」


「そうじゃ、可能性の話だが」


「そんな不届きものがいるんですね、斬殺してやる」


「カエデさん、表現」


「じゃあ、僕が倒してきますよ」


「私も行きます」

ロミアが言う。


「え、大丈夫?こんな吹雪で」


「魔力でカバーできますから」


「私も行くわ」


「なんじゃ、二人きりは心配か」

エリスがニヤニヤ笑う


「うるさい、怠け者」


「あの未来と言うやつすごいな、エリス・クロードって英雄だろ?」

ヒデリが福原に聞いていた。


「いつものことだよ、あのやりとりは」


とりあえず、僕達3人は魔族探しに行くことになった。

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