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コンコンの村に着いた件

第166話


「なんか村が見えましたよ」


「おお、そうか、大福娘魔物の気配はするか?」


「わだび、鼻がづまっでわがりまぜん」


「仕方ない、直接いって確かめるか」


「あたいが調べるよ」

ヒデリが目に何か機械をつけた。


「人の気配は、無し。魔物が数十匹確認できる」


「ほう、なかなか便利な機械だな」


「ええ、スカ○ターみたいなもんだよ」

それ以上言わないで


「じゃあ、さっさと倒そうぜ」


「それにしても、さっきから雪がすごくない?」

確かに言われてみると、かなりは…雪というか吹雪になってるな。

と、なると

「ばびびびびびびびび、ヒデリさんそのカラクリ人形をがじでぐだざい」


「いやだよ、これはあたいのだ」


「ばびびびびびび」


「困ったな、視界が悪いんじゃカエデさんが頼りなんだけど」


「ばびびびびびび」


「無理だな」


「無理ね」


「仕方ねぇ、徹、俺たちで行こうぜ」


「あたいもいく、あたいのメカなら視界なんか関係ないからね」


「それってミサイルぶっぱなすってこと?」


「そうだよ」


「まぁ、生き残りもいないからいいのかな」


「そうと決まればミサイル発射ぁ」


どごぉぉぉぉん


さらに視界が悪くなった…


「どう?倒せた」


「ちっ、何匹か残ってるや、こっちくるよ」


「え、見えないよ」


「そこはさ、根性で乗りきってよ」


「仕方ないメルメルウインドー」


僕は辺りの雪を風で吹き消した。


「おお、視界が少しよくなった」


「あのーカエデさん、戦う相手を間違えてますよ…」

僕の首もとにクナイが刺さりそうになっている。


「さむい、おまえ、わたし、ころすき」


「キャラが…」


「いい加減にしなさい」

未来がカエデを蹴っ飛ばす。

武道家の方がむいてるんじゃないか…


「おい、俺とメカ子で倒し終わっちまったぞ」


「え、また僕の出番が、味方に殺されかけたのに」


「ふむ、だがまだ終わってないようじゃぞ」


「え、あたいのスカウ○ーには写らないけど」


「姿を消すのが得意なようじゃな」

エリスさんが剣を持つ。

「たまには活躍しないとな」

剣が炎を纏う。


エリスは地面に向かって剣を刺す。


「ガハッ、なぜここに隠れてるのがわかった…ぐふっ」


「なめるな、村の魔物が囮だということくらいわかるわ」


僕たちはわかりませんでした…


「よし、ちょっとは目立てたからこれでよしと」

エリスは剣をしまう。


やっぱり、主人公は誰でもいいような気がする…









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