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メカ娘もやっぱり強かった件

第164話


ボボボボ、ヒデリはジェットエンジン?っで宙を浮きながら前に進んでいる。


「カラクリメカ、気になりますねぇ」


「でも、中暑そうよね」


「そうですね、ヒデリさん、せめて顔くらい出してもいいんじゃないですか?」


「だから、恥ずかしいんだって」


「でも、酸欠になりますよ」


「酸欠になるとどうなるの?」


「最悪死にます」


ヒデリの顔のパーツが外れていく。


「顔はじゃあ出す」


何が恥ずかしかったんだろうか


「お、目の前に魔物の群れがいるぞ、メカ娘、実力を見せるチャンスだぞ」


「いいですよ、私の力みせてあげます」


「ヒデリの肩のパーツが開く」


轟音と共にミサイルが発射される。


「ちょ、」


どごぉぉぉぉおぉん。


ミサイルは大爆発をおこし、魔物を吹き飛ばした。


そして僕たちも爆風に巻き込まれた。


「げほ、げほ。阿呆やりすぎじゃ」


「これでも手加減した」


「誰だ、おらのペットころしたやつ」

で、でかい。大きな金棒をもった一つ目の魔物がズシンズシンとこちらに向かってくる。


「なかなかの、魔力ですね、みんなで協力して」


「あたいの力を見せる回でしょ、カエデさん」


ヒデリの腹の部分の機械から発射口のようなものがでてきた。


「必殺アブソリュートバスター」


ジュッ


大きな魔物は一瞬で消滅した。


「はぁ、なんともまたやっかいなやつを仲間にしたもんだ」


「この金棒はパーツに使えそうだわ」

ヒデリは体の機械からアームを出して部品を回収していた。


「しかしメカ娘、これだけハデにミサイルやら光線やら撃ってたら空っぽにならんのか」


「ええ、だから、部品を回収してミサイルや燃料に変えているんだ」


「簡単に言うけどそれってすごいことだよね」


「そうかい?里のみんなもあたいはおかしいとかいってたけど」


あぁこの子自分のすごさをわかってないのか。


「もう、誰が主人公でもよくね」

エリスがボソッと言う。


「僕もそんな気がしてきました」

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