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洞窟の入り口にいる3人が魔物に襲われた件

「3人とも遅いわね」


「まぁ、あの3人なら大丈夫じゃろ」

ダラダラとエリスは横になって言う。


「あの、目の前に魔物が」

ロミアが指を指す。


「げっ、魔物の大群じゃない、エリスさんどうしましょう」


「ワシはしばらく動けないと言ったじゃろー」


「未来と娘の力なら充分戦えるじゃろー」


「この怠け者」


「お前の彼氏が暴走したせいじゃ」

「彼氏じゃない!!」


「よし、ロミア行くわよ」


「はい、じゃあ私がちょっと先にやってみます」


「バニシングブラスター」

ロミアの手から黒い熱線が放出される。


魔物の群れは次々と消滅していく。


「ロミア…私の出番…」


「ああ、すいません。すいません」


「あ、あそこに大きいのが来ましたよ」


全長100mは越えるであろう魔物がのしのしと歩いてきた。


「ちょっと何で私の相手があんなでかいのよ」


「ええ、すいません。すいません」


「わがままな貧乳だのう」


「うるさい!!」


「くらえ、ファイヤー」


魔物はびくともしない。


「やっぱり回復職の私には限界が」


「諦めがはやいのぅ、娘変わってやれ」


「は、はい」


「ダークネスサンダー」

魔物の上に紋章が現れ黒き雷が降り注ぐ。

たちまち魔物は垂れ折れ込む。


「ダークネスホール」

黒きフィールドが魔物を包みチリひとつ残らず消滅した。


「相変わらず、容赦がないな」


「すいません、すいません」


「戻りました」

徹たち3人が戻ってきた。


「おお、早かったな。ブリザードドラゴンとはどうだったか?」


「やっぱり知ってたんですね、一応、何かあったときには協力するとこのイヤリングをもらいました」


「おお、そうか」

「僕がつけるのもなんだから、未来つけてくれない」


「え、いいの」

未来の顔が赤くなる。


「うん、何かあったらブリザードドラゴンを召還してね」


「未来のやつ、プレゼントと勘違いしてるのぅ」


「ばばびびばびび」

カエデはまだ震えていた。


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